- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 角川スニーカー文庫
内容説明
第2次関東大震災で、酸性雨に叩かれる東京は魔都と化し、強大な軍事力を備えた暴力団が支配していた。そこに、無気味なものたちが集まろうとしていた。宮本武蔵の子孫だという、古柔術を操る無骨な若者。絶世の美女としかみえない中国拳法の達人。命のやり取りが何より好きな、もと傭兵。やくざをいじめることを生き甲斐にしている、警視庁の超エリート。教会で孤児院を経営する、得体の知れないアメリカ人神父。いずれも尋常ではない彼らが、見えない糸に操られて出会った時、大都市は戦慄した。ファンタスティックな新・水滸伝、ここに開幕。