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出版社内容情報
オーラの力はついに頂点へと達した--。ジョクは葛藤を抱えながら、聖戦士として最後の戦いに挑む。伝説の大河ロマン第11弾!
内容説明
愛するジョクのため父ドレイクの侵攻を阻もうとするアリサ。しかし、その願いも虚しくアの国、クの国、ラウの国、それぞれの国の巨大戦艦はついに動き出した。膨大なエネルギーを放出する巨大戦艦の出動はオーラの乱れに拍車をかけ、コモン界の戦争はさらに凄惨をきわめる。ジョクは戦乱に終止符を打つべく戦場に身を投じた。大幅加筆訂正を加えた衝撃の大河ロマン第11弾、堂々の完結。
著者等紹介
富野由悠季[トミノヨシユキ]
1941年、小田原生まれ。日本大学芸術学部卒。1964年、虫プロへ入社。『鉄腕アトム』などの脚本・演出を手がけた後フリー。以後TVアニメシリーズの監督として数々の名作を生む一方、小説の世界でも活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
志摩子さん
8
完結です。テレビ版「聖戦士ダンバイン」とは、酷似しながらも別のお話だったと思いました。最後の方は、どちらかというと「伝説巨神イデオン」をイメージしました。どちらのアニメも子どもの頃に見ていましたけれど、イデオンの衝撃が大きかったので、何となくじめじめした気分で読み終わりました(笑)。最後の文体がふしぎです。2016/07/23
北白川にゃんこ
6
こんな中途半端な本は読んではいけません!反省できる者は幸いである…。2023/03/20
ツカモトカネユキ
3
1992年初版発行。三国の巨大戦艦が引き合うように、自滅へと向かいます。その末、登場人物が全滅する件は、アニメ版通り。地上人の想像の産物であるコモン界の闘争で地上界の進みすぎた経済活動、機械文明を破壊するためのにメッセージであるはずが、なぜか空振り。地上界に一瞬の影響を示すアニメ版と違い、コモン界の中だけで収束する様は、地上界への警鐘にならず儚い夢のようです。この世の救いようのなさを物語るのでしょうか。アニメ版同様、少しモヤモヤしました。2022/05/27
k16
3
20150708読了。 少し物足りない気もするけど完結。2015/07/08
Tsz
2
やっと読み終わった。 ノベライズ作品は元ネタを知らないときつい。 文明批判とカタストロフィ。2015/03/17