内容説明
19人の若者対32万人―無謀ともいえるそのプロジェクトが成功すると予測した者はひとりもいなかった。日本の通信業界に大変革を巻き起こした稲盛和夫と、その革命の渦に飛び込み、巨象NTTに挑んだ男たちのドラマ。
目次
第1章 渦に飛び込む挑戦者たち
第2章 若き十九人の船出
第3章 弱者がトップに躍り出る
第4章 ぶどうの房と外様大名
第5章 不死鳥のように蘇れ
第6章 小異を捨てて大同に
著者等紹介
渋沢和樹[シブサワカズキ]
作家。1959年横浜生まれ。第二電電企画など新電電の事業化調査会社が設立された84年に出版社入社、新人記者として通信自由化のただ中で取材を行う。97年、通信を題材にした長編ミステリー小説『銹色の警鐘』(中央公論社)でデビュー。同作はサンデー毎日の国内ミステリーランキングで第2位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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y.u
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あの超有名な稲盛さんの(関連の)本、はじめて読みました。NTTに対抗する一大企業の産声は稲盛さんの純粋な想い…すごいなぁ。通信業界の歴史を知るのにもよい本だと思う。ただ、とても稲盛さんサイドにたった著者だな、とは思いました(笑)2013/02/08
進☆彡19@雰囲気重視
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本書で心に残ったことは以下の通り。 (1)正しい動機に基づいた、私心のない目標を情熱とする。また、それを仕事の原動力とし共有する。 (2)リーダーは、メンバー(部下)は宝と思う。また宝と思えるようになるまで、メンバー(部下)を育てなければならない。 (3)リーダーは常に聴く姿勢を大切にする。 (4)常に情報収集に努め、新しいことへ挑戦する。 特に(1)は、19人のベンチャー企業が32万人の超巨大日の丸独占企業に勝利する大切な要因。自分はとてもそこまで根性はないが、少しでも見習っていきたいと思う。2012/12/27
Hirohiro
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第二電電の歴史と稲盛氏の情熱の一端は感じさせましたが、もう少し人間ドラマの部分を掘り下げて欲しかった2012/12/14
シャケ
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通信自由化にあたり通信業界に民間企業として参入した第二電電(現KDDI)のお話。 巨大企業NTTに対抗するため地道に泥臭く活動を続けていった第二電電関係者の苦労が伺える。 第二電電の目線に立っているため中立的とは言えないかもしれないが通信業界の歴史や現在の業界構造に至った経緯を大まかに把握するために読んでも面白いと思った。2020/06/26
aki
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稲盛さんが,第二電電(現au)を創立して固定電話事業・携帯電話事業に挑む話です。電電公社(NTT)に対し,完全民間企業としてゼロから事業開始を宣言したとたん,半官半民企業が名乗りをあげつぶしにかかる・・・前途多難なスタートでしたが,行き詰ったときには本質に立ち戻る経営スタイルで進め,当初の目標を達成して今の社会を形作ったことが分かります。経営を学びたい方や,auユーザはぜひ読んでみてください。2019/01/11