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内容説明
ギィ・グッガの戦いから三年。ジョクはかねてより計画していたアの国からの離反を決意する。国王ドレイクが仕掛ける大義なき覇権戦争に大きな疑問を抱いていたのだ。同じ疑問を抱くドレイク王の娘、アリサたちとともにミの国に身を寄せたジョクはピネガン王と会見した。それはアの国とミの国との苛酷な戦いの始まり、バイストン・ウェルをゆるがす戦乱の時代の幕開けだった。大幅な加筆訂正を加えた迫力の大河ロマン完全版、第5弾。
著者等紹介
富野由悠季[トミノヨシユキ]
1941年、小田原生まれ。日本大学芸術学部卒。1964年、虫プロへ入社。『鉄腕アトム』などの脚本・演出を手がけた後フリー。以後TVアニメシリーズの監督として数々の名作を生む一方、小説の世界でも活躍。主な著作に『リーンの翼』『オーラバトラー戦記』『王の心』『∀の癒し』他多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
7
離反!特にこれと言ったきっかけもなく離反するのが富野らしい。チャムも出るぞ!2023/03/07
志摩子さん
6
緩やかに、「聖戦士ダンバイン」の流れを追っているんだな……と感じました。2016/04/16
ツカモトカネユキ
4
1989年初版発行。前戦より約3年後。ガロウ・ランの驚異は、ほぼなくなり戦勝したドレイクの次の目標がきな臭く進行します。流れは、アニメ版の感じを醸しながら展開。ジョク一党が、ニーを追うようにドレイク軍から脱出。味方オーラシップを乗組員ごと騙し討ちする形で進みますが、そこにバーンらの追手が迫ります。オーラバトラーを破損しつつ脱出しますが、新たな討伐軍が迫ります。元々、脱出を考えていたバーンを出し抜いた形になりますが、そこにはいろいろな事情が。巻末でジョク、バーン、ガラリア三つ巴で地上世界へ。次巻に続きます。2022/05/09
餅屋
3
シリーズ5冊目▲ギィ・グッガとの戦いから三年。聖戦士は大義なき覇権戦争に疑問を抱きドレイクから離反。バイストン・ウェルは戦乱の時代に▼説得力ある和製ファンタジーと姿を変え、アニメ11話「キロン城攻防」にたどり着きました!アリサのイメージ薄さに反し、マーベルとガラリアがなんともイイ女。これまでチャム・ファウ成分が不足していたことを再認識しました。御大の分身ドレイクが世界制覇を楽しむ中、ショットはアニメ同様に技術漏洩で世界の革新に加速をかけますがここではゲーマーと看過され…バーンは二流の謀将如く(1989年)2022/08/22
k16
2
20150429読了。 ギブン家やジョクがアの国から離反。 ダンバイン初期の話に近くなってきました。2015/04/29
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