出版社内容情報
代表作『知られぬ日本の面影』を新編集する待望の第2弾。「鎌倉・江ノ島詣で」「八重垣神社」「美保関にて」「二つの珍しい祭日」ほか、日本に対するハーンの想いと細緻な眼差しを感じる新訳十編。
内容説明
日本への“巡礼の旅”の一歩をしるす「鎌倉・江ノ島詣で」、物語作家としての手腕が遺撼なく発揮された「美保関にて」「日御碕にて」、私たちが忘れかけている風習や信仰を想い出させる「二つの珍しい祭日」「伯耆から隠岐へ」―代表作『知られぬ日本の面影』から、詩情あふれる新訳で十編を新編集。小泉セツが語る感動的な『思い出の記』も付載する。ハーンの描く、失われゆく美しい日本の姿を感じる、文庫オリジナルの第2弾!
目次
弘法大師の書
鎌倉・江ノ島詣で
盆市
美保関にて
日御碕にて
八重垣神社
狐
二つの珍しい祭日
伯耆から隠岐へ
幽霊とお化け
著者等紹介
ハーン,ラフカディオ[ハーン,ラフカディオ] [Hearn,Lafcadio]
1850年、ギリシアのイオニア諸島にあるレフカダ島で、アイルランド人の父とギリシア人の母の間に生まれる。幼くして父母と別れ、19歳でアメリカに渡る。以後、世界各地を転々とし、90年、通信記者として来日。同年、小泉節子と結婚。96年帰化し、小泉八雲と改名。英語、英文学を講じる一方、日本人の内面や日本文化の本質を明らかにする作品を描き続けた。1904年没
池田雅之[イケダマサユキ]
三重県尾鷲市出身。早稲田大学教授・同国際言語文化研究所所長。比較文学・比較基層文化論専攻。NPO法人鎌倉てらこや顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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