角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 日本文明とは何か

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角川文庫 角川ソフィア文庫
日本文明とは何か

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044094539
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

常に民族と宗教が対立する世界の中で、日本では公家と武家、神と仏などの対立構造をうまく制御しながら長く平和が保たれてきた。この独特の統治システムの正体は何か。様々な事例から日本文明の本質を探る。

内容説明

人類は、常に民族と宗教の対立とともに歩んできた。そして、9.11をきっかけに、世界は新たな「文明の衝突」の時代を迎えている。私達はどうすれば平和を維持できるのか。日本では公家と武家、神と仏といった対立する立場や思想をうまく制御し、武力衝突を避けながら平和を保った時代が幾度もある。この独自の統治システムを見直し、世界の紛争を回避する手段を探る。日本のあるべき姿を問い続けてきた著者による刺激的文明論。

目次

「弱い歴史」と「強い歴史」
文明の「断層線」
「自爆テロ」と「文明の衝突」論の行方
文明の「横断線」―「捨身飼虎」図の背景
パクス・ヤポニカの可能性
文明対話の調停者
宗教言語の聖性と世俗性
惨劇のシンボルから「平和」の象徴へ
死者を許す文明と許さない文明
大乗仏教と明治無血革命―トインビーの視線〔ほか〕

著者等紹介

山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年生まれ。宗教学者。東北大学文学部印度哲学科卒業。同大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授を経て、同センター所長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新父帰る

7
2014年1月刊。テーマが大きすぎて、著者がどのように切り込むか興味深々。パスク・ヤポニカ,平安時代の350年、江戸時代の250年の各平和の根幹を探る旅に出かけた。ハンチントンの「文明の衝突」、トインビーの「歴史の研究」、フクヤマの「歴史の終わり」を引用しながら、著者は「歴史の終わりと最後の人間」の「最後の人間」に着目した。日本文明を解く大きな鍵は国家と宗教の在り方に関係することを発見。「最後の人間」というワードはニーチェが由来。そして日本特有のスノビズム(上品振る舞い)が西洋人を日本人化するという予測。2024/01/26

うえ

2
筑波大の五十嵐一が「『悪魔の詩』を翻訳したことでイスラーム世界の憤激を買い、それが暗殺の引き金になったとされる事件である。しかしながら氏の本心はむしろその作品の翻訳を通して調停者の役割を引き受けようとしたところにあったのではないか、と稲賀氏は主張する」「したたかな挑戦者があらわれた。黒田俊雄である。半世紀以上も前に原勝郎によって唱えられた鎌倉仏教=宗教改革論をかれの新説は完膚なきまでに打ち砕こうとしていた。その一撃によってそれまでの歴史学界の常識が、あっというまに崩れ去ったかのようにみえた」2014/11/28

ksk

1
山折氏の日本論。歴史の構造を規定しているのは強い歴史である「宗教」や「国民性」であり、平安時代や江戸時代の平和は国家と宗教の折り合いがうまかったから平和になれたという。日本は反動物的、反自然的な特有のスノビズムを有していると書かれているがどうもそれは昔のことであって現代日本においてそのような「上品振る舞い」があるとは思えない。米国のような消費、動物化の急先鋒の気がする。また、無常のセオリーは一国平和主義的であるし、国際情勢を考慮してないのではないか。最後に、26章の乃木とトルストイの比較が謎であった。2015/05/01

Ai Watanabe

1
ゼミの課題。(読みづらい←。つっこみどころ満載2015/04/04

Yuichi Saito

0
★★2016/02/26

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