内容説明
デフレによる長期不況の理由とは?失業者がなくならない社会の構造ってなに?ニュースの中でよく耳にする用語と経済の疑問を簡単な数値に置き換えて解説。一見、難しそうに思える景気の不思議も、数学を武器に読みとけば、驚くほどすっきりわかる!経済学の基本から、ビジネスの場における情報の役割と戦略の見定め方、金融理論と資産運用の極意まで、数学ファンはもちろん、ビジネスマンにも役立つ最強数学入門。
目次
第1章 情報と戦略から景気を読みとく(市場に併せれば、経済はうまくいくか?;アカロフのレモン ほか)
第2章 景気を支配する企業の数学(お金で買えない価値;「ワリカン」システムのいたずら―独占は「悪事」なのか? ほか)
第3章 資産を増やすための数学(リスクを売買する市場―「不確かさ」が商品に;保険は、いったい何を売り買いしているのか ほか)
第4章 「バブル」の数学(繰り返されるバブル;新しいバブルには新しい仕組み ほか)
第5章 景気とデフレの深い仲(不況とデフレーション;需要側に立ったケインズ理論 ほか)
著者等紹介
小島寛之[コジマヒロユキ]
1958年、東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。帝京大学教授。数理経済学、環境経済学、意思決定理論を専門とする経済学者として旺盛な研究・執筆活動を行うかたわら、数学エッセイストとして活躍。わかりやすい解説で多くのファンを持つ。日本ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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青雲空
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