内容説明
死とは新しい人生を己が手にする時の到来である―。チベットの精神的指導者、ダライ・ラマが死とは何かを切り口に、「輪廻転生」の死生観を通して、チベット仏教をわかりやすく語る。転生の法則、煩悩からの解放、平常心の境地、真実の愛、至福の喜び…、死をどう受け入れるかは、そのまま、どう生きるかに繋がると説き、仏陀の精神の本質を明らかにする。チベット仏教入門に最適の書。
目次
第1章 「死」とは何か―古い衣服を着替えるがごとし
第2章 輪廻転生の法則―来世、人は何に生まれ変わるのか
第3章 カルマの法則―どうすれば、煩悩から解放されるか
第4章 愛と慈愛、そして性愛―なぜ、愛は憎しみへと変わるのか
第5章 欲望について―快楽と至福の喜びはどう違うのか
第6章 宇宙の法則―大宇宙の真実が語りかけるもの
第7章 「知」と「心」の融合―求めつづけることの大切さ
著者等紹介
ダライ・ラマ[ダライラマ][Dalai Lama]
1935年、チベット北東部、タクツェルに生まれる。2歳のときにダライ・ラマ13世の転生者と認められる。23歳でラサのジョカン僧院でラランパの学位を受ける。49年の中国のチベット侵攻の翌年、全政治的権限を委任され、54年、北京訪問、中国の指導者たちと会談。59年、中国軍の弾圧によって、インド北部のダラムサラに亡命し、チベット亡命政府の元首となる。63年、「チベット民主憲法の草案」を公布。87年、「チベットのための五項目和平プラン」を中国へ提案。89年、ノーベル平和賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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lily
銀蔵
Ishikaki Masaya
Shiro Nagahama
samehada13
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