出版社内容情報
みんなが動かないと思っているもの、いないと思っているものは、見ていないだけで、本当は生きているのかもしれない。だるま、こいのぼり、まねきねこ、なまはげや七福神……など、もしも目の前に姿をあらわしたら、もしも動き出したら、びっくりするはず。でもご安心。そんなもしものときにどうすればいいかを楽しく紹介。民芸品や伝統玩具、鬼や神様まで、12の生きものたちとの関わり方を、赤と青の色エンピツで描く。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
99
著者の山田マチさんが"野生のいきもの"と呼ぶ"だるま"、"こけし"、"まねきねこ"、"こいのぼり"、"なまはげ"、"ししまい"、"しちふくじん"などに、もし街や山で出会ってしまったらどうすればよいかを教えてくれるサバイバル教本です。難しい漢字もない絵本形式なので、お子さんからお年寄りまで、すべての人に役立ちます。私は、この本を読んでから、お弁当のおかずにすべく野原で"こけし"を探しまくっています。そして、縁日では"しゃちほこ"すくいの屋台を探しまくっています。でも、どちらも未だ遭遇していません。残念です。2020/06/23
どあら
31
図書館で借りて読了。「もしもシャチホコすくいがあったら。」をやってみたい❢2020/12/27
そうさん
24
5歳4ヶ月。動かないと思っているものたち、でも実はそれらは生きていて、もしそれに会ってしまったらどうするか、この本を読んで知っておこう。だるまやこいのぼり、こけし、シーサー、シャチホコ。くすっと笑えるシュールな絵本。子どももすっかり 気に入っていた。こけしんぼうは私としては怖いと思った。子どもはこの本の影響か、読んだ日の夜、七福神の夢を見たらしい。めでたい夢だな。これはまた再読したい。2019/12/07
あおい
18
もしもだるまにであったら?もしもこけしがはえていたら?不思議な世界に迷い込んだ時の対処法。こけし、シャチホコ、やっこさんって食べられるんだ…シュールで面白いです。出会いたいのはまねきねこ!2020/12/03
kon
16
おもしろい。 ユニークな発想で、もっともっと広げて遊べるのに、 数ページで終わってしまうのはもったいないと思った。 お気に入りは「もしもこけしがはえていたら」と「もしも『シャチホコすくい』があったら」 こけしがどんどん大きくなったり、小さいうちは食べられたり、大きいものは大木のようだったりというのが面白い。 シャチホコもそだてられるんや~っていうのが、ありそうでないわというあたりがたのしい。 招き猫やこいのぼりもいいなあ。2020/01/31