出版社内容情報
この哲学で20世紀を、そしてこれからを読みとく
二度の大戦、世界恐慌、共産主義革命――。激動の20世紀に多大な影響を与えたニーチェ、ハイデガー、フロイト、サンデルは、己の哲学でいかに社会と対峙したのか。現代哲学と世界史が同時にわかる格好の哲学入門書。
内容説明
二度の大戦や世界恐慌―闘争と破壊を繰り返してきた激動の20世紀。哲学者はいかなる影響を与え、社会変革を求めて立ち向かったのか。ニーチェ、ハイデガー、サンデルほか、現代を代表する15人の思想を、平易な文章でわかりやすく紹介し、ナチズムや共産主義、さらにはグローバル資本主義といった世界の情勢と共に鋭く読みとく。哲学者たちのキャリア・マップや彼らの著作案内も付いた、まったく新しいタイプの哲学入門。
目次
ニーチェ―魂の治療者
ハイデガー―ナチスにみた夢の幻
レーニン―革命、我がいのち
ケインズ―資本主義を管理せよ
ウィトゲンシュタイン―善人になりたい
フロイト―すべての人間はサディストである
マルクーゼ―ワイルドにいこう
ハーバーマス―はなせばわかる
フーコー―ゲイの美学は世界を救う
アーレント―貧者のための革命は失敗する
ハイエク―民主主義にご用心
ポパー―愛を語るな
ロールズ―正義を我らに
サンデル―共通善の政治へ
ローティ―革命幻想を断て
著者等紹介
堀川哲[ホリカワテツ]
1947年神戸市生まれ。法政大学大学院博士課程修了。札幌大学経済学部教授(思想史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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