出版社内容情報
京都に生まれ育った料理研究家親子が、季節に即した京都ならではの料理、食材を詳説。四季折々の行事や風物誌とともに、暮らしに根ざした日本料理の美、心を美しい写真で伝える。簡単なレシピも掲載。
【著者紹介】
武者小路千家12世家元の長女として京都に生まれる。料理研究家の先駆けとして京の懐石と家庭の味を広く一般に知らしめ、千茶道文化学院院長をつとめた。著書多数。現当主不徹齊宗守の母。2004年に逝去。
内容説明
京都に生まれ育った料理研究家親子が、日々慣れ親しんできた季節のおかずのほか、行事にまつわる料理、季節限定のお菓子などを交えて、京の味と心を語る。その土地で採れた旬の食材を、その土地の水で料理する。それは自然への畏敬の念を抱きながら、大地の恵みを享受する、日本人の食の基本である。十二ヶ月の、京ならではの行事や風物詩の鮮やかな写真とともに、目にも美しい名器の数々に盛られた料理、食材を詳説。料理の作り方も併記した愛蔵版。
目次
第1章 春から初夏―四月、五月、六月(京都の料理とは;山椒の花;もろこ、棒寿司 ほか)
第2章 夏から初秋―七月、八月、九月(鱧;白ずいき;伏見唐辛子 ほか)
第3章 秋から初冬―十月、十一月、十二月(松茸と鱧;しば漬け;寄せ向こう ほか)
第4章 冬から春―一月、二月、三月(にんじん菜;百合根;赤芋 ほか)
著者等紹介
千澄子[センスミコ]
茶道武者小路千家十二世家元愈好斎と表千家出身の母恒子の長女として京都に生まれる。料理研究家の先駆けとして京の懐石と家庭料理を広く一般に知らしめた。著書多数。現当主十四世不徹斎宗守の母。2004年に逝去
後藤加寿子[ゴトウカズコ]
武者小路千家十三世家元有隣斎と千澄子の長女として京都に生まれる。同志社大学文学部で美術史を専攻し陶磁器の研究に携わる。現代の家庭でも作りやすい独自のスタイルで“和の食と心”を伝える。現在は本格茶懐石と、子供に和食を楽しんでもらうための活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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