出版社内容情報
坐禅をする姿が、そのまま悟りの姿である!坐禅の姿は、さとりの姿である。道元、懐奘(えじょう)、義介――。永平寺の禅が確立するまでの歴史をわかりやすく綴りながら、師弟間で交わされる問答を通して、受け継がれてきた道元禅の真髄を描き出す。
角田 泰隆[ツノダ タイリュウ]
著・文・その他
内容説明
坐禅の姿は、さとりの姿である―。永平寺の禅が確立するまでの歴史をわかりやすく綴りながら、道元禅の真髄を師弟間で交わされる問答を通して解き明かす。鎌倉初期、中国から曹洞禅を伝えた道元禅師の弘法への情熱は、膝下に集う有能な弟子たち、懐奘・義介…へと受け継がれていく。“只管打坐、ただひとすじに坐禅をする”。それは仏陀がさとりを得た姿そのものであり、仏陀のごとく生きる証なのである。道元禅の入門書。
目次
第1章 黎明(師、如浄禅師との別れ;明全和尚と入宋する時のこと(回想) ほか)
第2章 興隆(懐奘、道元禅師を訪ねる;十六歳の義介の動揺 ほか)
第3章 誓願(道元禅師、鎌倉へ行く;義介、道元禅師不在の永平寺をまもる ほか)
第4章 継承(懐奘禅師と義介、師弟の礼をとる;義介、嗣書を拝見する ほか)
第5章 躍進(八歳の少年、永平寺に入門する;義介禅師の夢 ほか)
道元禅師が教える生きる智慧
著者等紹介
角田泰隆[ツノダタイリュウ]
1957年長野県伊那市生まれ。大本山永平寺にて修行。86年駒澤大学大学院博士課程満期退学。曹洞宗宗学研究所主任、駒澤短期大学教授を経て、駒澤大学教授、曹洞宗総合研究センター宗学研究部門副主任研究員。伊那市・常圓寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jupiter68
天使
三上 直樹
こやじ
可不可