内容説明
源頼朝に「日本一の大天狗」と言われた後白河院。したたかに乱世を生き抜いた帝王は、今様と呼ばれた流行歌謡に夢中になり、歌詞を集めて『梁塵秘抄』を編んだ。子どもを思う親心、男に裏切られた女の嘆き、地蔵菩薩や千手観音への信仰心、蝸牛や蟷螂への親愛感、都会のファッションへの興味―。ここには多様な世界が広がっている。本書は『梁塵秘抄』本文の抄出に現代語訳と解説を付し、今様の世界へ誘う入門書。
目次
梁塵秘抄巻第一(長歌;古小柳;今様)
梁塵秘抄巻第二(法文歌;四句神歌;二句神歌)
梁塵秘抄口伝集巻第十(今様耽溺の日々;乙前の死;二度目の熊野参詣;今様即仏道)
著者等紹介
植木朝子[ウエキトモコ]
1967年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科単位取得。博士(人文科学)。現在、同志社大学文学部教授。専攻は中世歌謡(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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