角川文庫 角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス日本の古<br> とりかへばや物語

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角川文庫 角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス日本の古
とりかへばや物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044072056
  • NDC分類 913.385
  • Cコード C0193

内容説明

権大納言の息子は内気でおしとやか、対して娘は活発で外交的。このままでは貴族として暮らすことが難しいと心配した父親は、2人を男女の性を取り替えて成人式をあげさせた。娘は男性として女性と結婚、息子は女官として女性の東宮へ出仕。すべては順調に進んでいるようだったが…。『源氏物語』の影響を色濃くうけながら新たな境地を開いた物語は、登場人物の心に深く分け入りながら、大団円へと物語を収斂させていく。

目次

悩める大納言の登場
内気な若君と活発な姫君
姫君(実は男君)の裳着
若君(実は女君)の加冠
宮の中将の登場
女君の結婚問題
偽装された結婚生活
女君の憂愁
男君、尚侍として出仕する
きょうだいの合奏〔ほか〕

著者等紹介

鈴木裕子[スズキヒロコ]
東京生まれ。駒澤大学教授。東京女子大学大学院修了。平安文学専攻、特に『源氏物語』を中心テーマとする。高野裕子の名で歌集に『煙色の子猫』(角川書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅてふぁん

27
この作品は登場人物の名前が出てこないのでちょっと読みにくい。官職名での人物特定となるのだけれど、官職が変わっていくのでややこしい。この物語を元にした作品を数々読んできたけれど、原典を読むのは初めて。とはいえ、この本も抜粋されているので、次は全文を読んでみようと思う。2016/11/27

fseigojp

26
読みようによっては元祖BL(やおい)とも読める 古典は奥深い2017/05/22

みっぴー

23
和風ベルバラとでも言いましょうか……女性を男装させて宮中へ出仕させ、男性は女装させて女官に仕立て上げるという、現代でも十分需要がありそうなおいしい設定を、十二世紀頃に生み出していた我々の祖先。偉大すぎます。男女を取りかえた兄妹は、宮廷の人々と接することで、徐々に自分達の置かれた不自然な立場を自覚していきます。宮廷内の愛憎劇や、兄妹の葛藤など、読者を飽きさせないクオリティの高さに驚かされました。日本の古典ってすごい。2015/08/12

かふ

21
河合隼雄『とりかへばや、男と女』を読んでいて、原作はどうなのか?と読みたくなったのだ。かなり面白かったというかこの時代から日本はあまり変わっていないのか?それとも日本文化の本質がそこにあるのか?これは古典と言えでも今のフェミニズムの問題でもあると思った。 たんなる男女入れ替えの物語だけではなく、入れ替わったことで性格も変わっていくのが興味深い。一つは出産も問題がある。身体的に一番問題なのは女のセックスは妊娠が伴うということだった。その性差は、自由にセックス出来る男とは身体的に違ってしまう。 2023/01/27

coco夏ko10角

21
前から興味があったのと、野村美月さんの「吸血鬼~…」シリーズで今度扱われるテーマだったので手に。男女入れ替わる・ということくらいしか知らなかったので、予想外の展開ばかりで驚き。まさかこんなに先がどうなるか分からず面白い作品だとは思わなかった。2014/12/16

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