内容説明
日本に真言密教をもたらした空海が、渡唐前の青年時代に著した名著。放蕩息子を改心させようと、儒者・道士・仏教者がそれぞれ説得するが、息子を納得させたのは仏教者だった。空海はここで人生の目的という視点から儒教・道教・仏教の三つの教えを比較する。それぞれの特徴を明らかにしながら、自分の進むべき道をはっきりと打ち出していく青年空海の意気込みが全編に溢れ、空海にとって生きるとは何かが熱く説かれている。
目次
序章 この書物を書いた理由
第1章 亀毛先生の主張
第2章 虚亡隠士の主張
第3章 仮名乞児の主張
原文訓み下し
弘法大師空海略伝
著者等紹介
加藤純隆[カトウジュンリュウ]
1909年生まれ。大正大学講師。千葉・金乗院住職。1982年没
加藤精一[カトウセイイチ]
1936年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。大正大学大学院博士課程修了。同大学名誉教授。高野山大学客員教授。東京・南蔵院住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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