出版社内容情報
美しい季節のことばをたくさん覚えて、内面から美を磨こう!
立春、名残雪、七夕、十五夜……。季節をあらわす言葉には美しい響きがある。俳句の季語としても使われる二十四節気や七十二候など、暦に関する言葉を中心に、四季を豊かに楽しめる日本語をやさしく解説。
内容説明
「立春」は一年のスタートの日。「芒種」は田植えの基準日。旧暦の二十四節気と、それを三分割した七十二候の言葉には、四季の移り変わりを豊かに感じられるものが多い。古来、日本人が使い続けてきた美しい日本語を、暦をめくるように追ってゆけば、見慣れた景色も輝き、毎日が楽しくなってくる。「春一番」「秋の七草」「冬茜」などの季節の言葉、覚えておきたい季節の名句・名歌も味わいながら、心の中から美しくなりませんか。
目次
春(立春―2月4日ごろ;雨水―2月19日ごろ ほか)
夏(立夏―5月5日ごろ;小満―5月21日ごろ ほか)
秋(立秋―8月8日ごろ;処暑―8月23日ごろ ほか)
冬(立冬―11月7日ごろ;小雪―11月22日ごろ ほか)
著者等紹介
山下景子[ヤマシタケイコ]
兵庫県神戸市生まれ。武庫川女子短期大学国文科卒業後、作詞家を目指す。「北海道・北の讃歌コンクール」「愛知・名古屋マイソング」で最優秀曲など、数々の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
双海(ふたみ)
10
私たちは、ことばの旅人。2014/11/15
takakomama
0
優しい、綺麗な言葉使いの語りかけるような文章。いちいち教訓を感じなくてもいいと思います。七十二候だと、今週はこの候で・・・と忙しい。とても覚えきれないので、手元に暦の本を1冊置いておきたい。2015/04/11
Shoko.U
0
手紙を書くことがあるので、一言、四季を感じられる素敵な言葉を入れたいな〜と思っていたときに出会った本。@大学の図書館 天候による季節の変わり目、それに伴って始まる人の営み。 それらに意味と言葉をつけてしまう日本語の素敵さ。 言葉ひとつひとつ、ぼやーっとしか覚えていないので,これは手元に持っておきたい。