角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 知っておきたい仏像の見方

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角川文庫 角川ソフィア文庫
知っておきたい仏像の見方

  • 瓜生 中【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044064037
  • NDC分類 186.8
  • Cコード C0115

内容説明

崇高な美をたたえる仏像は鑑賞の対象として第一級の存在で、古くから日本人の心を慰めてきた。本来、仏像は単なる美術品ではなく、仏の教えを広めるために仏師によって制作されてきた。身体の特徴、台座、持ち物も意味をもち、すべては衆生の救済につながる。初期仏教が偶像を否定したなかで仏像が生まれた背景、仏それぞれの姿がもつ意味、仏のもたらす救いを問う。仏教の世界観が一問一答でよくわかる、コンパクトな一冊。

目次

第1章 仏像とは何か(仏像は信仰の対象である;偶像否定の中で―仏像造りはタブーだった?! ほか)
第2章 仏像にはなぜ多くの種類があるのか?(多くの仏像が誕生したわけ;仏像のランキングと役割 ほか)
第3章 仏像の顔や身体から読み解く仏教の教え(三十二相・八十種好―常人には見られない偉人の特徴;釈迦の足は扁平足―足裏に注目 ほか)
第4章 台座・光背・衣・座法などに見る仏教の教え(仏像には必ず台座がある;仏像はなぜハスの花(蓮華)に乗るか? ほか)
第5章 印と持物で知る仏教の教え(印は釈迦の身振りから生まれた;深い瞑想を表す定印 ほか)

著者等紹介

瓜生中[ウリュウナカ]
1954年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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かふ

20
またウルトラマンの話になるがウルトラマンをモデルとしたのは、阿弥陀如来だという(実際は弥勒菩薩だそうです)。ウルトマン世代がウルトラマンに憧れるのはその流線型にもあったのかもしれない。新幹線とかのイメージ。そしてストライプの赤い線。赤というと女の子のイメージを植え付けれられていたけど、何故か赤いストライプの入ったシャツを買ってくれてそれがかっこいいと思えたのもウルトラマンのお陰だった。そのぐらいに我々世代にはウルトラマンの影響力は計り知れないのです。2022/05/16

ひよピパパ

15
簡潔に仏像の見方を教えてくれる良書。如来は悟りを開いたときの釈迦がモデルなので一枚の衣を纏うだけである一方、菩薩は釈迦の出家前をモデルにしているのでアクセサリーを身につけている。毘盧遮那如来は仏・菩薩の総元締めで他の仏との差別化が図られた。「十八番」は阿弥陀如来の四十八願の中で重視された第十八願に由来する。「相好」という言葉は仏の特徴である「三十二相・八十種好」がもとになっている。・・・・・・などなど、思わず人に話したくなる情報が満載。勉強になった。2021/05/17

水月

4
簡単に仏教の成立から仏像史を解説し、あとは、様々に表現される造形についての解説。今まで、「印」に関しては、頭から覚えられないものと思っていたが、基本だけなら簡単で覚えやすかった。というのも、人が自然にするジェスチャーがもとになっているのだな、と思ったから。座った膝の上で両手を組めば「瞑想」手のひらを上にあげれば「大丈夫だよ」下に下げれば「どうぞ、言ってみて」人差し指を地面に向ければ「悪魔退散(降魔)」。ね。意味で見れば、とっつきやすくて仏像を見る楽しみが増えそうです。2019/02/17

San fairy Ann

4
仏像を見に行く前にぜひ見ておくべき本をなんでNYなんかにいるときに読んだのか我ながら阿呆だと思うけども、今度京都にでも行く前にはぜひ読んでウンチクを語り散らしたいこの煩悩を嗚呼明王さま断ち切ってくだされ 行きの新幹線でさくっと読めるボリュームで仏像の種類、手の印、持物の意味などなどをわりと系統立てて説明してくれるので非常によかった 京都いきてー2015/02/02

浦和みかん

2
説明があまり体系的とは思わなかったのだが、仏教や仏像についての知識の整理にはなる。2022/06/05

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