内容説明
九日間という短さで、極秘裏に作成されたGHQの日本国憲法草案。異例のスピード公布から三年後、明かされた事実に、日本のみならず世界中に衝撃が走った。誰の手で、いかにして憲法は作られたのか。そこに込められた民主主義国家の理想とは。責任者を含む主要執筆メンバーへのインタビュー、徹底した調査と取材をもとに、草案作成の全過程と秘されたエピソードを明らかにする。憲法誕生の真実に迫る、壮絶なドキュメント。
目次
前日―一九四六年二月三日
二月四日(一日目)
マッカーサー草案への長い前奏曲(一九四二~四五年)
二月五日(二日目)
マッカーサーの日本改造プログラム(一九四五年九月~一九四六年二月)
二月六日(三日目)
二月七日(四日目)
二月八日(五日目)
二月九日(六日目)
二月一〇日(七日目)
二月一一日、一二日(八、九日目)
一時間一〇分の会議―一九四六年二月一三日
終章
著者等紹介
鈴木昭典[スズキアキノリ]
1929年3月生まれ。摂南工業専門学校(現大阪工大)卒業。ラヂオプレス通信社を経て大阪テレビ放送(のち朝日放送)に入社、報道部に配属。報道局次長プロデューサーとして退社するまで、一貫してテレビ・ドキュメンタリー制作に携わる。『日本国憲法を生んだ密室の九日間』執筆のきっかけとなった同名番組で「放送文化基金賞・奨励賞」を受賞。他に芸術祭賞、民間放送連盟賞、ギャラクシー賞、ABU賞、科学放送賞など受賞作多数。1988年に(株)ドキュメンタリー工房を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おさむ
Francis
鼓十音
figaro
hr