角川文庫 角川ソフィア文庫 宇宙１００の謎

福井 康雄【監修】

角川学芸出版（2011/12発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 224p／高さ 15cm
• 商品コード 9784044052058
• NDC分類 440
• Cコード C0144

出版社内容情報

宇宙って何色なの？　どんな質問もわかりやすく答えます。

「宇宙人はいるの？」という素朴な疑問から「ニュートリノとは何ですか」という本格的な質問、「どこからが宇宙なの？」といったするどい質問まで、天文学の先生が宇宙の神秘をQ＆A形式で丁寧にわかりやすく解説。

内容説明

宇宙の始まりとその果て、地球外生命体、宇宙開発、ブラックホール―宇宙に関するあらゆる疑問に、天文学の先生や若手研究者がＱ＆Ａ方式で答える『宇宙１００の謎』プロジェクト。実際に全国から寄せられた質問は新鮮なものばかり。「宇宙人はいるの？」「どこから宇宙なのですか？」といった素朴な疑問から専門家もうなるような鋭い疑問の数々を、わかりやすく徹底解説。神秘とロマンにとことん迫る、宇宙ガイドの入門書。

目次

宇宙ってなに？
身の周りの宇宙
宇宙を調べる
太陽系のなぞ
星や銀河のなぞ
ブラックホールのなぞ
宇宙のはじまりと宇宙の果て
物質や空間のなぞ
宇宙人のなぞ

著者等紹介

福井康雄［フクイヤスオ］
１９５１年大阪生まれ。東京大学理学部天文学科卒業。同大学院理学系研究科修了。理学博士。名古屋大学大学院教授。小口径の電波望遠鏡と世界最高感度の超伝導受信機を開発し、宇宙における天体形成のしくみの解明に取り組む。これまでに多くの「星の赤ちゃん」と「星の卵」を発見し、国際的な評価を受ける。９６年南米チリに電波望遠鏡「なんてん」を移設し、南天の星誕生研究に着手する。バイヌバップ賞、井上学術賞、日産科学賞、中日文化賞、林忠四郎賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まつこ]

今年の初めに読み始めて、ちょこちょこ読んでいたら、年末になってしまった。というのも、質問型式なので、隙間に読めるのと、意外と専門的で難しかったから進みが遅い。でも中にも面白い回答も得られた。1番は宇宙の色。出し方にもよるけど、実は地味な色。宇宙のことって考え始めると止まらない！宇宙の果てはあるのか？あっても不思議。なくても不思議。宇宙はロマン！

2012/12/26

[ベル]

【宇宙⑤】全国から募集した宇宙に関する質問に専門家が答える。そんな企画を書籍化したのが本書。選りすぐりかどうかは分かりませんが、100の質問が提示されています。◆内容の難易度は様々ですが、全体的に見て、やや難しく感じました。自分のアホさはもちろんなのですが、イラストや図がほとんどないのも一因ではないかと思います。ビッグバン関連は難しかったなぁ。もっと真面目に物理の勉強しておけばよかった。◆あと、宇宙関連の本に関しては、出来るだけ新しい本を読んだ方が良いなと思いました。◆今日の蘊蓄。宇宙の色はベージュ色。

2016/02/22

[モトザワ]

宇宙人っているの？ブラックホールってなに？皆さんも、そんな疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。これは、宇宙に関する謎に、研究者たちが答えてくれている本です。もちろん、すべての謎に対して明確な答えが存在するわけではありません。そのような謎に対しては、考え得る説が可能な限り示されています。日夜研究に励んでいる方々から知恵を授けていただくことができる。素晴らしいことですよね。

2014/04/29

[T. N]

宇宙に関する素朴な疑問やうんちくなど。しかし、後半になればなるほどさっぱりわからない！宇宙に関して興味はあるけれど、ベースとなる物理や数学がさっぱりわからないので、解説されていることの意味はもちろん、考え方も何もかもさっぱりわからない。宇宙以外にも謎だらけだ・・・。

2016/02/11

[ゆずきゃらめる＊平安時代とお花♪]

おもしろいかなぁと思って購入♪前半の星や銀河鉄道のなぞまでは解説がわかりやすく、ふんふんと読んでいておもしろかったです♪しかし、後半ブラックホールのなぞから解説の用語がわからなくてちょっと飛ばしながら読んでしまいました(^-^;

2013/08/19