出版社内容情報
「童謡」はなぜ「心のふるさと」と言われるのか。唱歌やわらべ歌との違いは?大正期の誕生からメディアによる大衆化、戦争の影響、そして現代に至るまで、100年余の変遷から「童謡とはなにか」を探る。
【目次】
内容説明
「夕焼け小焼けの赤とんぼ…」その歌詞やメロディを聞くと思わず郷愁の念にかられてしまう。童謡はなぜ「日本人の心のふるさと」となったのか―。大正期、文部省唱歌への反発から芸術運動として誕生。レコードやラジオの普及による大衆化、児童歌手ブーム、アニメソングの台頭など、メディアと共に変容を遂げてきた。百年余の歴史と作られた郷愁のからくりを紐解きながら、現代における意義を捉え直す、画期的な音楽社会史。
目次
序章 深くて不思議な童謡の世界
第一章 童謡の”誕生”
第二章 サウンドとしての童謡と児童歌手
第三章 童謡の同時代性
第四章 「古い歌」の成立
第五章 『ちびっこのどじまん』は何を変えたか
第六章 三つの『二十四の瞳』が伝えるもの
第七章 具象化される「日本人の心のふるさと」
終章 童謡と社会
著者等紹介
井手口彰典[イデグチアキノリ]
1978年、広島市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。鹿児島国際大学福祉社会学部講師を経て2013年より立教大学社会学部准教授、2020年より同教授。専門は音楽社会学。本書で第49回日本童謡賞・特別賞受賞。他の著書に『ネットワーク・ミュージッキング:「参照の時代」の音楽文化』(勁草書房、第25回「テレコム社会科学賞」奨励賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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