角川ソフィア文庫<br> 昭和の消えた仕事物語

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角川ソフィア文庫
昭和の消えた仕事物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044008611
  • NDC分類 384.3
  • Cコード C0136

出版社内容情報

効率や合理性が重視され、あらゆる場でシステム化が加速する現代。一方、昭和の時代を支えた昔ながらの商い、手仕事や職人たちが、姿を消していった。
炭焼き、三助、チャンバラ劇団、行商、紙芝居屋……変化とともに、人間同士の関わりやぬくもりが失なわれていないだろうか。
約120の職に就き昭和を生き抜いた放浪詩人高木護の生涯を軸に、消えゆく仕事と携わる人々の姿、今なお現場を守り続ける職人の思いとドラマを描き出す。

内容説明

効率や合理性が重視され、あらゆる職業でシステム化が加速する現代。一方、昭和の時代を支えた昔ながらの商い、手仕事や職人たちが、姿を消していった。炭焼、三助、チャンバラ、行商、紙芝居屋…変化とともに、私たちは人間同士のかかわりや温もりを失ってはいないだろうか。約120の職に就き昭和を生き抜いた放浪詩人高木護の生涯を軸に、消えゆく仕事と携わる人々の姿、今なお現場を守り続ける職人の思いとドラマを描き出す。

目次

第一章 放浪詩人の仕事(終戦直後;放浪生活の始まり;福岡県久留米市 ほか)
第二章 戦後失われた仕事([製造]ものを作る;[修理業]ものを直す;[商業]ものを売る、卸す、交易する ほか)
第三章 今も生き続ける昭和の仕事師たち(ポン菓子 吉村利子;竹細工 桑原竹細工店;手漉き和紙 宮田寛 ほか)

著者等紹介

澤宮優[サワミヤユウ]
ノンフィクション作家。1964年、熊本県生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業、早稲田大学第二文学部日本文学専修卒業。昭和をテーマにした作品を多く執筆。文化財保存全国協議会会員、肥後考古学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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おさと

5
消えるべくして消える仕事もあるのかもしれないけれど、消えてはいけない仕事も消えてしまっている現実。資本主義にからめとられていいのかな…2025/07/23

dungeonn

2
★3.3 放浪詩人高木護の人生を振り返りつつ、タイトル通りの昭和で消えてしまった職業についての紹介。熊本ならではの職もあり興味深い。竹細工のしょうけつくり、むしろ修理のねこぼくや、煮売屋のてんや、川に入り地金などを拾うよなげや。巫女シャーマンのまっぽしなど。2025/07/22

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