角川文庫<br> 自閉症の僕の毎日

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角川文庫
自閉症の僕の毎日

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044008260
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「朝、目覚めたとき、そこにあるのは昨日とは別の世界です」自閉症の作家・東田直樹が25歳のときに綴った一年間の日々の記録。単行本『絆創膏日記』を再編集の上、新しいコラムや詩を増補。

内容説明

25歳の年始め、初詣には神様をあちこち探して感謝を伝え、大好きな桜が咲く頃は、初めてのことが苦手で大変だった新学期を思い出す。夏には26歳に。生まれた理由を見つけるより先に生まれた事実を喜び合う。自然の移り変わりに心を揺さぶられ、頭の中の過去の場面を跳び回り、壊れたロボットのような体に振り回される日々だけど、僕にできるのは今を生きること―。会話のできない自閉症作家が綴る、一年間の日常と心の記録。

目次

第1章 神様の体温(神様の体温;相手の心に寄り添う ほか)
第2章 四月のやさしさ(春という季節の力;花たちの幸せ ほか)
第3章 るるるの笑い声(妙な親近感;るるるの笑い声 ほか)
第4章 ある秋の夜の物想い(五感をいったんフリーズ;生きることのベテラン ほか)
第5章 一年を振り返らない(空を一人占め;蓑虫になりたかった ほか)
詩 空を見上げる

著者等紹介

東田直樹[ヒガシダナオキ]
1992年千葉県生まれ。会話のできない重度の自閉症でありながら、パソコンおよび文字盤ポインティングによりコミュニケーションが可能。13歳の時に執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』(エスコアール、角川文庫)で、理解されにくかった自閉症者の内面を平易な言葉で伝え、注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヨハネス

8
自閉症の僕が飛び跳ねる理由 を書いた人だ。あれを書いたのが13歳、さらに25~26歳で書いた「絆創膏日記」を文庫化したのがこちらで今年もう32歳になられるとは、そんな昔のことだったのかあの本は。会話不能な重度自閉症なのに文字盤やパソコンなら言葉が紡げる、しかも自分の症状をうまく説明できている。知能は低くないのだ、と今さら驚いた。パニックを起こしそうな時、気を逸らすと回避できることがあるというのは幼児のようだけど、知っていていいことだと思う。大学ゼミで登壇し質問に答えた著者は、自分を操れるようになったのだ。2024/07/11

kanaもん

4
独特な感性から気づかされることがある。時には視点を変えて物事を考える事も大事だと思う。興奮とパニックの違いはなるほどと感じた。「幸せも不幸せも自分の心が決めること」変化や不安を許容できる心を持ちたい。2024/08/17

ちゅんちゅん

3
星3つ。 東田直樹さんのエッセイ集。直樹さんの文章を読むといつも他者との比較している自分を省みる。比較し落ち込んだり安心したり。けど、それは自分の幸不幸にどれだけつながるのだろうか?この本を読むと直樹さんのように自分の意思表現が困難な人と接する時、自分の目に映る姿が決して真実ではないことが分かる。特に「揺れ続ける体」と「いらいらの怪物」は自分の意思に反して動く直樹さんの苦しみや悲しみに私の心は締め付けられそうだ。このことを分からせてくださる直樹さんには心から感謝だ。これからの自分の指針になる。2024/10/06

まるこ

3
自閉症の東田直樹による、四季折々の感じ方を記した本。 社会人として生きているとふと忘れてしまう気持ちを丁寧に言葉にしている感覚。やはりこの感性は忘れないでいたい。2024/07/16

Mituya Hasegawa

2
会話のできない自閉症作家の東田さん。 そんな東田さんが描く文章が心に潤いを与えてくれた。 とても良い一冊でした。😊 2024/07/16

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