角川ソフィア文庫<br> 植物の形には意味がある

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角川ソフィア文庫
植物の形には意味がある

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044007270
  • NDC分類 471.1
  • Cコード C0145

出版社内容情報

街で、庭で、山や森で。花束や食材として。私たちの暮らしの中で、植物を目にしない日はほとんどありません。ところで、そんな身近な草木や花々、野菜や果物は、どうして「その形」をしているのでしょう。葉や枝や根、花や果実が、それぞれどんな理由でいまの形になったのか、豊富な図版をもちいて基礎からやさしく解説する植物学入門。

内容説明

どうして根っこはもじゃもじゃしているのか。なぜ丸い葉っぱとギザギザな葉っぱがあるのか。変な形の木は一体どうしてそんなふうに伸びたのか。近づいて観察すると、それぞれに形の不思議が見つかる植物たち。葉や枝や根、花や果実がどんな理由でその形をしているのか、豊富な図版とともに基礎からやさしく解説。形と機能のつながりを知ることで身近な植物とのふれあいをもっと楽しめるようになる、観察から始める植物学入門。

目次

第1章 葉はなぜ平たいのか
第2章 葉の断面の形を考えてみよう
第3章 葉の厚みの多様性を考える
第4章 葉の大きさと形の意味
第5章 茎はなぜ長細いのか
第6章 根はなぜもじゃもじゃなのか
第7章 花の色と形の多様性
第8章 果実の形は何が決めるのか
第9章 草の形・木の形を決める要因
第10章 生物と環境のかかわり

著者等紹介

園池公毅[ソノイケキンタケ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は植物生理学、特に光合成。1961年東京生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。理化学研究所特別研究生、東京大学理学部助手、東京大学新領域創成科学研究科准教授を経て、現職。和歌の披講や装束の衣紋といった伝統文化の継承にも携わり、新年の宮中行事の一つである歌会始の儀の披講所役を約40年にわたって務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PAO

14
「この本で紹介するのは、むしろ興味と知的好奇心に基づいた科学の世界です」…偶々チューリップを育てることになり、その成長を観察してるうちに段々愛着が湧いて可愛くなってしまう毎日…昨日ついに開花して「頑張ったね」と声をかけてしまいました。本当に植物は不思議で動物である私達には理解できない存在なのかもしれませんがこの本を読んで植物への理解がほんの少しですが深まった気がします。桜を愛でる時にも雑草を抜く時にもサラダを作る時にも物言わぬ植物は私達の大切なパートナーであり、彼らの生存戦略には学ぶことが沢山ありました。2023/02/19

you

4
植物を題材にしたエッセイかと思って軽く読み始めたが、そんな簡単な本じゃなかった。葉っぱの表と裏でなぜ色が違うのか?の説明では光合成の生物的、化学的な説明や、構造色の物理的な説明が始まる。専門的な知識は不要とはいえ、科学全般の好奇心が試される感じ。子供のころ葉っぱをゴシゴシこすると葉の裏の色が濃くなったような気がしたが、これも構造色だったのか。これを突き詰めるかどうかが、学者になれるかどうかの分かれ道だったのか。「多様性」ということばを何となくわかったように使っているが、この本を読むと理解は深まる。2023/04/25

ひとえ

2
面白い2024/04/22

Q-to

1
植物って面白い。 植物自体が面白いのもそうですが、この著者もその面白さを存分に引き出してくれます。 職業柄、少し植物に関係しているので、何気なく取ったこの本でしたが、結構面白かったです。 生物としてどう環境に適応するのか、適応しようとした結果、植物の形が色々あるんだなと非常に感銘を受けました。 こう言った何気ない日常も、少し面白くしてくれる本が大好きです。2024/04/21

よいづき

0
植物の形と生態の間の関係が詳しく書かれている。日常のいたるところに、こんなにも知らない/考えたこともないことが溢れていたのかとワクワクする。本筋とは関係ないけど、筆者の専門家の意見を丸呑みにせずに自分で考えてみて欲しいというスタンスはすごく好きです。2024/04/27

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