出版社内容情報
江戸時代の東北・北海道を歩き、森羅万象を描いた菅江真澄。祭り、絶景、生業の細部からアイヌの人々の暮らしまで、民俗学やジオパークを先駆ける眼差しを読み解き、貴重なカラー図版112点を収録。
【目次(変更になる場合があります)】
I 信濃・南部・蝦夷地の旅
II 下北・津軽の旅
III 秋田の旅(1)
IV 秋田の旅(2)
V 地誌の旅
VI 図絵の旅(1)
VII 図絵の旅(2)
ナチュラルヒストリーとして見る菅江真澄の図絵
内容説明
江戸時代、菅江真澄という漂泊の旅人がいた。北東北や南北海道をくまなく歩き、好奇心のおもむくままに筆をとる。男鹿半島、八郎潟、白神山地の絶景。恐山、おしらさま、なまはげ、避疫神の信仰。火山、瀑布、奇岩がおりなす大地の風景。雪国の生業、海の幸と山の幸から、アイヌの暮らしや縄文土器まで―。森羅万象を描いた貴重な図絵112点をフルカラーで収録。民俗学、文化遺産、ジオパークの先駆けになった旅人の眼差しに迫る。
目次
1 信濃・南部・蝦夷地の旅
2 下北・津軽の旅
3 秋田の旅(1)
4 秋田の旅(2)
5 地誌の旅
6 図絵の旅(1)
7 図絵の旅(2)
著者等紹介
菅江真澄[スガエマスミ]
1754年、三河生まれ。本名、白井秀雄。国学と本草学を学んだのち、83年、30歳で旅立つ。信濃、越後、出羽、陸奥を通って松前に渡り、下北や津軽を経て秋田に滞在した。その間、大部の日記、地誌などを著し、その中に多くの和歌と図絵を残した。その貴重な記録は、柳田国男や内田武志、宮本常一らによって高く評価されている。1829年、秋田にて没
石井正己[イシイマサミ]
1958年生まれ。東京学芸大学教授。専門は日本文学、民俗学、口承文芸学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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