角川ソフィア文庫<br> 戦国関東覇権史―北条氏康の家臣団

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角川ソフィア文庫
戦国関東覇権史―北条氏康の家臣団

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044006686
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0121

出版社内容情報

両上杉家の打倒、北関東への進出、武田信玄との抗争と越相同盟……小田原北条氏三代・氏康の時代は、戦争が広域にわたって展開され、それを支える領国支配の仕組みが確立された戦国大名の形成期であった。当主のもと、領国の統轄に当たったのが一門衆・家老衆らの執行部である。「関東王国」を支えた、最強といわれた家臣団の知られざる戦争と統治の人事の実態を明らかにし、北条氏の最盛期を築いた氏康時代の真実に迫る。

内容説明

両上杉家の打倒、北関東への進出、武田信玄との抗争と越相同盟…小田原北条氏三代・氏康の時代は、戦争が広域にわたって展開され、それを支える領国支配の仕組みが構築されていく戦国大名の形成期であった。当主のもと、領国の統轄にあたったのが一門衆・家老衆の執行部である。「関東王国」を支えた、最強といわれた家臣団の知られざる戦争と統治の人事の実態を明らかにし、北条氏の最盛期を築いた氏康時代の全貌に迫る。

目次

第1章 父氏綱から引き継いだ遺産(氏綱の遺言;書き置きの内容 ほか)
第2章 両上杉家の打倒と北関東への進出(軍事行動の再開;駿河河東からの撤退 ほか)
第3章 世代交代の始まり(すすむ家老の世代交代;相次ぐ家老の代替わり ほか)
第4章 氏政兄弟衆の台頭(氏政に家督を譲る;北条三郎(宝泉寺殿)の死去 ほか)
第5章 武田信玄との抗争と越相同盟(駿河への出陣;駿河における防衛体制 ほか)
付論 北条氏邦と越相同盟

著者等紹介

黒田基樹[クロダモトキ]
1965年東京生まれ。早稲田大学教育学部社会科地理歴史専修卒業。博士(日本史学)。専門は日本中世史。駿河台大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nagoyan

12
優。洋泉社歴史新書「北条氏康の家臣団」として刊行されていたものに付論「北条氏邦と越総同盟」を付して角川ソフィア文庫から再刊したもの。信長、秀吉、家康、信玄、謙信の家臣はある程度は聞いたことがある。が、不思議なことに北条氏康の家臣となると馴染みがない。更に、僕は関東の地理に昏い。東海、近畿で暮らしていると戦国時代を天下統一史観で捉えてしまう。これは著者の戒めるところだ。本書は馴染みのない地名・人名のオンパレードで、難儀する。今一度、表でも作りながら読み直そう。あれ?新書を読んでいたはずなのだが。。。 2021/08/09

金監禾重

7
入手できなかった新書が待望の復刊。戦国大名の重臣層の変遷に切り込む内容で大変満足。戦国大名の歴史は各家それぞれで飽きない。戦国大名にとって有力傍流は頼りになる重臣とも当主の座を争うライバルともなりうる存在であるため、それぞれの大名家の盛衰を左右する。関東に突然出現した勢力である北条家では当然歴史ある庶家が存在せず、初代盛時(早雲)、氏綱、氏康まで兄弟も少なく人材不足が続く。福島綱成の取り込みや重臣上層との婚姻などで補強するが、高齢の幻庵がたびたび酷使される(笑)。2021/10/14

yuki

4
非常に面白かった。領土拡大に伴う家臣団の変遷が描かれているが、外来の戦国大名である北条氏の特徴が良く表れている。戦国最強である武田氏の蹂躙に対して、一門が団結して抵抗する北条氏の姿が健気であった。3年程度だが真正面から武田氏、背後からの里見氏等と戦い、駿河を失う程度で済んだのは矢張り北条氏の組織力が素晴らしいからだろうか。この、武田vs北条だけでも丁寧に描くと凄く面白い本ができそう。2021/09/08

千住林太郎

1
後北条氏第三代当主として関東に広大な領国を作り上げた北条氏康は、家臣団をまとめ上げ広大な領国の統治に当たらせた。本書は史料を駆使して当主・一門衆・譜代衆・国衆という大名家の階層構造を描き出しているとともに、変化する情勢に合わせて北条氏康がいかに家臣団を再編して生き残りを図ったかを描いている。 後北条氏の領国が広大化に伴い、行政事務が膨大になるにつれて、武官よりも行政官の役割が大きくなっていったという著者の指摘は興味深かった。戦国の世と言えど、行政事務の大変さは変わらないのだろう。2022/12/12

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