角川俳句ライブラリー<br> 十七音の可能性

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角川俳句ライブラリー
十七音の可能性

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  • サイズ 46判/ページ数 179p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784044005740
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0092

内容説明

比喩の名手、下五の天才、写生の名技、印象派風表現、人間探求派、自由律、字余りと句またがり、無名性と挨拶句―近現代俳句とは、俳句の発想を広げ、深く掘り下げてゆく創意の歴史である。時代を代表する俳人たちの多彩な表現や工夫を読み解き、作句の極意を探る新しい俳句入門書!

目次

近現代俳句の多様化
ひらめきの瞬間―比喩の達人
無意味な世界を描く
俳句と天才
俳句における写生の技
俳句の印象派
人間探求派をめぐって
短さを極める
五七五の変奏―変則的定型派
言葉が導く風景
俳句のシュールレアリスム
戦後生まれの異才
作者の顔が見える俳句

著者等紹介

岸本尚毅[キシモトナオキ]
1961年、岡山県に生まれる。波多野爽波等に師事。俳誌「天為」「秀」同人。著書に句集『舜』(俳人協会新人賞/花神社)他、『高浜虚子 俳句の力』(俳人協会評論賞/三省堂)、『生き方としての俳句』(三省堂)、『角川俳句ライブラリー 俳句のギモンに答えます』(KADOKAWA)、『「型」で学ぶはじめての俳句ドリル』(夏井いつきとの共著、祥伝社)など。「NHK俳句」選者(2018年度)。星野立子新人賞・角川俳句賞の各選考委員および岩手日報・山陽新聞の俳句欄選者を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かふ

13
俳句が俳諧の「発句」から来ているように連句の中のから出てきたものだ。正岡子規は近代のアイデンティティを「発句」に求め「俳句」として独立させた。しかし虚子はそれを再び「俳諧」の精神に求めていく。それは日本の伝統がその精神にあるからだと見たからだろう。近代詩は西欧の詩から個人のアイデンティティを求めて成立した過程がある。そのときに詩人たちも叙情詩と自由詩の中で葛藤していくのだった。俳句の伝統俳句と新興俳句の葛藤もこのへんにあるのかもしれない。自由律が短詩ではない理由は、俳諧としての連句ということにあるのかも。2023/07/02

せっか

2
様々な作品を通した俳句史。とても分かりやすくて良い。名句と言われる句のどこが素晴らしいのか、どう鑑賞すればいいのかを一言ずつ丁寧に説明している。俳句は、発句からはじまり「たえず「自分探し」をして来た詩型」。花鳥風詠、新興俳句、人間探求派、自由律俳句、震災詠、無季俳句。2021/07/09

とむ

1
たったの17音の中に、如何に想いが込められているか。その想いを受け止める感性を如何に育むか。俳句は奥が深く、底知れないとあらためて感じた。2021/02/27

たつのすけ

0
2021/09/17

デコボコ

0
岸本尚毅さんの解説はロジカルで、読んでてすごく楽しいです2021/07/16

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