出版社内容情報
始皇帝も「籠の中の鳥」から始まった。軽妙な筆致で描く、中国古代の人物伝
内容説明
神話の時代から前漢までの歴史を綴る『史記』は、単なる事実の列記に留まらない。孔子、始皇帝、項羽、劉邦―司馬遷が示す人物像は、ときに我々の抱くイメージをくつがえす。そして苦悩や葛藤を抱え、悩みながら行動するその姿は、長所短所や善悪功罪の両面を併せ持っている。しかしだからこそ、いつの時代も読む者に深い感慨を与えてやまない。『史記』の人物描写にもとづいて、中国古代の世界を100の物語で解き明かす。
目次
1 神話から人間の時代へ(伝説の時代;聖王の時代;夏王朝;殷王朝)
2 周から春秋戦国時代へ(周王朝;覇者の時代;諸子百家の時代;侠客の世界;遊説の士;武将の運命;忠臣の末路)
3 統一王朝の成立(天下統一;項羽と劉邦;前漢建国;武帝の時代)
著者等紹介
渡辺精一[ワタナベセイイチ]
1953年、東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士後期課程単位修得。二松学舎大学講師、朝日カルチャーセンター講師、早稲田大学エクステンションセンター講師として、中国史や中国文学の分野で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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