国家とスポーツ―岡部平太と満洲の夢

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国家とスポーツ―岡部平太と満洲の夢

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  • サイズ 46判/ページ数 347p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784044004941
  • NDC分類 780.21
  • Cコード C0075

内容説明

満洲事変から1964年東京オリンピックへ。激動の時代に生きた指導者を追う。金栗四三との親交、嘉納治五郎との対立、中国・満洲・日本友好の理想―。

目次

1 福岡
2 東京
3 アメリカ
4 東京・水戸
5 満洲
6 天津・北京

著者等紹介

高嶋航[タカシマコウ]
1970年、大阪府生まれ。京都大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専門は東洋史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あまみっく

1
純粋にスポーツを愛する青年が「大東亜共栄圏」の思想に染まり、自らスポーツを国家や戦争の道具と化していく。戦争を「スポーツ」という視点から見つめた一冊。 この本は岡部平太の「敗戦」で幕を閉じるが、彼は戦後もスポーツの発展に生涯を捧げた。もともと「理論派」で、海外にも何度も足を運び、スポーツを研究。70歳で水泳の論文を書き上げ、博士号を取得したほど。そんな彼の戦時中の変遷が戦争の怖さを物語る。 戦後、故郷福岡では「平和台」と冠した競技場の建設に奔走。その入り口には、教え子たちによって建てられた彼の胸像がある。2023/08/12

ozmaax

0
全く知らない人だったけど、面白かった。 出来れば戦後の活動も見たかった2020/06/09

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