角川ソフィア文庫<br> 古代天皇の誕生 (新版)

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角川ソフィア文庫
古代天皇の誕生 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044004712
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0121

出版社内容情報

天皇はどこからきたのか? そして、倭国から「日本」にいたる邪馬台国以降、古代国家はどのようにして確立されたのか。卑弥呼の弥生時代から、倭の五王の古墳時代を経て、聖徳太子・中大兄皇子の飛鳥時代まで、群臣推挙によって王位を継承しながら王権を強化。やがて「天皇」を名乗るようになる。律令制国家として確立していったヤマト王権の歴史を、東アジアとの関係のなかでていねいに考察。古代史研究の最新の到達点を示す。

内容説明

天皇はどこからきたのか?そして、倭国から「日本」にいたる邪馬台国以降、ヤマト王権はどのようにして確立されたのか。卑弥呼の弥生時代の後、倭の五王の古墳時代を経て、聖徳太子・中大兄皇子の飛鳥時代まで、群臣推挙によって王位を継承しながら王権を強化。やがて「天皇」を名乗るようになる。律令制国家として確立していったヤマト王権の歴史を、東アジアとの関係の中でていねいに考察。古代史研究の最新の到達点を示す。

目次

はじめに―天皇はどこからきたか
第1章 倭国王の誕生とヤマト王権(倭・倭人・倭国王;ヤマト王権の成立;倭の五王と「大王」)
第2章 自立する国王(女帝の即位;大陸と列島の天子;大化改新と王権)
第3章 天皇の誕生(蕃国と夷狄の支配;内外の戦争と蕃国への干渉;天皇号の誕生)

著者等紹介

吉村武彦[ヨシムラタケヒコ]
明治大学名誉教授。1945年朝鮮生まれ。京都・大阪育ち。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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to boy

27
本の内容よりもまず先に、著者の文章の切れの良さに感服。余分な言葉、遠回しな言い方、曖昧さなどを排除した書き方に感心しました。古代日本史についてあまり知識が無いので、わからない所も多々ありましたが、古代~7世紀までの日本の状況がなんとなく理解できました。7世紀後半に「天皇」という言葉が使われるようになるまでの著者の見解がスッキリと書かれています。2019/07/12

はるわか

13
隋(煬帝)の高句麗遠征。618年隋の滅亡、唐の成立(高祖李淵)。626年唐、李世民(太宗)のクーデター、貞観の治。630年突厥の降伏。642年高句麗、泉蓋蘇文のクーデーター(栄留王建武の殺害)。同年百済、義慈王の逆クーデーター。645年倭国、乙巳の変(蘇我本家滅亡)。647年新羅、毗曇の乱。660年百済滅亡(唐・新羅連合軍)。663年、倭国の百済救援(中大兄、百済王子豊璋)と白村江の戦い(大敗)、百済王族の亡命。672年壬申の乱。天武・持統朝、天皇号(浄御原令)、日本国号(大宝律令)。 2020/01/20

はちめ

9
300ページほどの文庫本だが中身は濃い。本書のテーマは天皇という称号や意味合いの成立史であるが、2世紀から8世紀当初までの日本古代史の概説書としても優れている。日本古代史おいてしばしば語られる当時の日本の大国意識はどのように成立したのだろうか。朝鮮半島との関係においても、先進技術や思想の点においては明らかに遅れていたにも関わらず、朝貢を求めたりするし、半島側も従っていたりする。中国本土においても夷狄扱いではあっても朝鮮半島諸国に対する対応とは違う。当時の日本の強みは何だったんだろうか。☆☆☆☆★2020/05/14

ふたば@気合いは、心を込めて準備中

6
なかなか、しっかり考察した内容だと思う。理解が及ばないのは、知識が足りなから。歴史は、内容をしっかり咀嚼し、飲み込んで腑に落とし、消化して身にしないといけないが、いろいろある説のどれを是と考えるかはとても難しい。興味深い内容だったが、理解したと言えるまでには程遠い。2020/02/08

たけはる

6
小説の資料用に。なかなか結論というか何が言いたいのかが見えてこず、これは私の読解力と知識不足かなあ……。蝦夷と隼人の話や海幸・山幸の話などはおもしろく、第三章も終盤になって「オッ」と思えました。2019/07/28

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