出版社内容情報
天皇はどこからきたのか? そして、倭国から「日本」にいたる邪馬台国以降、古代国家はどのようにして確立されたのか。卑弥呼の弥生時代から、倭の五王の古墳時代を経て、聖徳太子・中大兄皇子の飛鳥時代まで、群臣推挙によって王位を継承しながら王権を強化。やがて「天皇」を名乗るようになる。律令制国家として確立していったヤマト王権の歴史を、東アジアとの関係のなかでていねいに考察。古代史研究の最新の到達点を示す。
内容説明
天皇はどこからきたのか?そして、倭国から「日本」にいたる邪馬台国以降、ヤマト王権はどのようにして確立されたのか。卑弥呼の弥生時代の後、倭の五王の古墳時代を経て、聖徳太子・中大兄皇子の飛鳥時代まで、群臣推挙によって王位を継承しながら王権を強化。やがて「天皇」を名乗るようになる。律令制国家として確立していったヤマト王権の歴史を、東アジアとの関係の中でていねいに考察。古代史研究の最新の到達点を示す。
目次
はじめに―天皇はどこからきたか
第1章 倭国王の誕生とヤマト王権(倭・倭人・倭国王;ヤマト王権の成立;倭の五王と「大王」)
第2章 自立する国王(女帝の即位;大陸と列島の天子;大化改新と王権)
第3章 天皇の誕生(蕃国と夷狄の支配;内外の戦争と蕃国への干渉;天皇号の誕生)
著者等紹介
吉村武彦[ヨシムラタケヒコ]
明治大学名誉教授。1945年朝鮮生まれ。京都・大阪育ち。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専攻は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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