出版社内容情報
開国直後の日本を2度訪れたレガメ。紙とペン、そして旺盛な好奇心を携えたフランスの画家は、憧れの異郷で目にするすべてを描きとめた。誕生したばかりの帝国議会の様子は? 富裕層と庶民の学校はどう違う? 市川團十郎の歌舞伎の舞台裏とは? 天皇、軍人、僧侶から、名もなき人や子どもまで、明治の人と風景を克明に描く図版245点。ジャポニスムに火を付けた画家の知られざる全貌、日仏交流史における意義に迫る解説を収録。
内容説明
開国直後の日本を2度訪れたレガメ。紙とペン、そして旺盛な好奇心を携えたフランスの画家は、憧れの異郷で目にするすべてを描きとめた。誕生したばかりの帝国議会の様子は?富裕層と庶民の学校はどう違う?市川團十郎の歌舞伎の舞台裏とは?天皇、軍人、僧侶から、名もなき人や子どもまで、明治の人と風景を克明に描く図版245点。ジャポニスムに火を付けた画家の知られざる全貌。日仏交流史における意義に迫る解説を収録。
目次
国土と国民
政治と文明化
軍隊
宗教・風俗・慣習
音楽と踊り
芝居と相撲
公教育
芸術と芸術家
著者等紹介
レガメ,フェリックス[レガメ,フェリックス] [R´egamey,F´elix]
1844年、フランス生まれ。パリの芸術家の家庭に育ち、挿絵や戯画を新聞、雑誌に寄稿。パリ・コミューン後は英米に渡り、デッサン教育にも携わった。76年と99年に訪日した経験から『お駒』『実用の日本』『お菊さんの薔薇色手帖』などの著作を残した。1907年没
林久美子[ハヤシクミコ]
東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。専門は19世紀末~20世紀初頭の日仏文化交渉史
稲賀繁美[イナガシゲミ]
国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学、パリ第七大学博士課程修了。博士(文学)。比較文学、文化交流史を専門。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sheemer
inarix
吟遊
Susumu Kobayashi
funkypunkyempty