出版社内容情報
日本が「生き方の指針」を求めていた時代の古典的名著日本が真の民主的な文化国家となるために、これまでの考え方のスタイルでよいのか。西欧の新しい問題を考えるとき、日本人はいかに対処すべきなのか。「イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えた後で走りだす。そしてスペイン人は、走ってしまった後で考える」。朝日新聞の特派員としての滞欧9年にわたる体験をもとに、諸国民のものの見方や考え方を探り、憂国の感慨と熱情により書かれた戦後日本のベストセラー。解説/河野通和
改訂新版の序
序 ――初版のためのことば――
イギリス
ドイツ
フランス
日 本
附 録 三つのデモクラシー
笠 信太郎[リュウ シンタロウ]
著・文・その他
内容説明
日本が真の民主的な文化国家となるために、従来の考え方のスタイルでよいのか。西欧の新しい問題を考えるとき、日本人はいかに対処すべきなのか。「イギリス人は歩きながら考える。フランス人は考えた後で走りだす。そしてスペイン人は、走ってしまった後で考える」。滞欧9年にわたる新聞特派員の体験をもとに、諸国民のものの見方と考え方を探る。憂国の感慨と熱情で書かれた、戦後日本のベストセラー。
目次
イギリス(歩きながら考える;高い判断と低い問題 ほか)
ドイツ(二つの門;奥の奥で統べているもの ほか)
フランス(戦後のフランス;右へ左へ ほか)
日本(似て非なるもの;神話的な「全体」 ほか)
著者等紹介
笠信太郎[リュウシンタロウ]
1900‐1967。ジャーナリスト。大原社会問題研究所研究員を経て、朝日新聞社に入社。論説委員、西欧特派員、論説主幹、常務取締役を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。