出版社内容情報
本は遊びたがっている。知はつながりたがっている。生命は情報である。SF、遺伝子、意識・・・。地球生命圏には、まだなお未知の情報生命があっても不思議はない。先人のさまざまな考察を生命の進化、ゲノムの不思議、意識の不可思議等々から、多角的に分析。
第一章 主上・情報・再魔術
アーサー・C・クラーク『地球幼年期の終わり』428夜
J・G・バ ラード『時の声』80夜
ブライア ン・W・オールディス『地球の長い午後』538夜
ジームズ・ラヴロック『ガイアの時代』584夜
グレゴリー・ベイトソン『精神の生態学』446夜
モリス・バーマン『デカルトからベイトソンへ』1241夜
第二章 生命と遺伝子
エルヴィン・シュレディンガー『生命とは何か』1043夜
A・G・ケアンズ スミス『遺伝的乗っ取り』1621夜
アントワーヌ・ダンシャン『ニワトリとタマゴ』598夜
リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』1069夜
マット・リドレー『やわらかな遺伝子』1620夜
中村桂子『自己創出する生命・ゲノムが語る生命』1618夜
スーザン・ブラックモア『ミーム・マシーンとしての私』647夜
第三章 創発するシステム
マトゥラナ&ヴァレラ『オートポイエーシス』1063夜
蔵本由紀『非線形科学』1225夜
清水博『生命を捉えなおす』1060夜
ジョン・キャスティ『複雑性とパラドックス』1066夜
スチュアート・カウフマン『自己組織化と進化の論理』1076夜
第四章 サイバー・ヴェロシティ
ルネ・デュボス『内なる神』10夜
ジャスパー・ホフマイヤー『生命記号論』1616夜
デイヴィッド・ピート『シンクロニシティ』805夜
ジョン・C・リリー『意識の中心』207夜
ティモシー・リアリー『神経政治学』936夜
フィリップ・K・ディック『ヴァリス』883夜
デヴィッド・ストーク編集『HAL伝説』91夜
ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』62夜
ハキム・ベイ『T.A.Z』1117夜
マーク・デリー『エスケープ・ヴェロシティ』230夜
チャールズ・ペレグリーノ『ダスト』402夜
松岡 正剛[マツオカ セイゴウ]
著・文・その他
目次
第1章 主上・情報・再魔術(アーサー・C・クラーク『地球幼年期の終わり』四二八夜;J・G・バラード『時の声』八〇夜 ほか)
第2章 生命と遺伝子(エルヴィン・シュレーディンガー『生命とは何か』一〇四三夜;A・G・ケアンズ=スミス『遺伝的乗っ取り』一六二一夜 ほか)
第3章 創発するシステム(ウンベルト・マトゥラーナ&フランシスコ・ヴァレラ『オートポイエーシス』一〇六三夜;蔵本由紀『非線形科学』一二二五夜 ほか)
第4章 サイバー・ヴェロシティ(ルネ・デュボス『内なる神』一〇夜;F・デイヴィッド・ピート『シンクロニシティ』八〇五夜 ほか)
著者等紹介
松岡正剛[マツオカセイゴウ]
編集工学者、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。1980年代に情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化し「編集工学」を確立、様々なプロジェクトに応用。2000年ブックナビゲーションサイト「千夜千冊」の連載を開始。同年、eラーニングの先駆けともなる「イシス編集学校」を創立。近年はBOOKWAREという考えのもと膨大な知識情報を相互編集する知の実験的空間を手掛ける。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
阿部義彦
春風
Akito Yoshiue
なおこっか
-
- 電子書籍
- Hero and Daughter(1…
-
- 和書
- 宇宙のみなしご