角川ソフィア文庫<br> 大工一代

個数:
電子版価格
¥968
  • 電子版あり

角川ソフィア文庫
大工一代

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月31日 05時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044003807
  • NDC分類 525.54
  • Cコード C0152

出版社内容情報

「こういう生き方もあったという事を、老人はもう一度思出し、青年ははじめて知ってもらいたい」――福田恆存(本書「序」より)

大阪に平田ありと言われた名工、平田雅哉。吉兆、つるや旅館、大観荘、朝香宮邸茶席など手がけた名建築は数知れず。「建築は風呂敷には包まれん。出来上がりが気に入らんからと言って、引っさげて持って帰るわけにはいかん」が口ぐせで、腕の良さもあくの強さも天下一品。己の経験と勘のみ信じる職人魂と波瀾の人生は、福田恆存や今東光らをも魅了した。
森繁久弥主演で映画化された大棟梁の心得帖、初の文庫化!

序文・福田恆存
解説・塩野米松



内容説明

大阪に平田ありと言われた名工、平田雅哉。吉兆、つるや旅館、大観荘、朝香宮邸茶席など手がけた名建築は数知れず。「建築は風呂敷には包まれん。出来上がりが気に入らんからといって、引っさげて持ち帰るわけにはいかん」が口ぐせで、腕の良さもあくの強さも天下一品。己の経験と勘のみを信じる職人魂と波瀾の人生は、福田恒存や今東光らをも魅了した。森繁久彌主演で映画化された大棟梁の心得帖、初の文庫化!

目次

大工は馬鹿でも利巧でも出来ぬ
墨壺と「呑んだの惣」
師匠もない弟子もない
若者今昔
迷信と奇跡
子を連れて
藤原棟梁との手合い
大工心得帖
材木と庭園
町内物語〔ほか〕

著者等紹介

平田雅哉[ヒラタマサヤ]
大阪・堺生まれ。吉兆や錦戸などの料亭、つるや旅館、大観荘、西村屋などの旅館、朝香宮邸茶席などを手がけ、数寄屋建築の名工としてその名を馳せた。藤原新三郎の下で修業し、後に事実上の後継者となる。また大工技術を生かした彫り物や製図にも堪能で、その作品も数多く残している。「大阪手帖」に連載後、1961年に書籍化された『大工一代』は評判を呼び、映画化もされた(「大工太平記」東宝、1965)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

19
名工と言われた平田さんの聞書き。数奇屋建築において多くの人から引く手あまただった大工。竹を割ったような生き様が読んでいて気持ちいいです。「自分の職に生きる事」「金を残すより仕事を残せ」良い言葉です。仕事を楽しめと言う平田さんの言葉が今、しみじみと心に染み入ってきます。ワクワクするように仕事に真剣に向かえと言われているようで我が身を振り返って反省。2018/02/28

seichan

2
図書館本。手にとったら聞き書きだったので、読みやすいわな、と借りてみた。数寄屋造りの名匠だった棟梁がいろいろと語るのだけど、そういう建築のこまかいところにはまるで言及されず。むしろ明治から大正期の市井の貧しさ、職人労働の実態、大工仕事のナンギさ、数寄屋造りなんか頼むお大尽のワガママとケチばかりが、頭にのこる。 仕事にかける意地と気性の烈しさ、反して仕事での神経の細かさ、舌を巻く行き届き方は、最近の職人からは失われた気風なのかもしれない。2021/08/01

Kuliyama

0
楽しく拝読しました。数寄屋建築や茶室についてほとあ書かれておらず、そこは残念でした。2018/09/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12597646
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品