出版社内容情報
知の巨人たちと最前線の研究者が、 人間の存在意義に斬り込む!!AI、ゲノム編集の時代が来る。
知の巨人たちと最前線の研究者が、
人間の存在意義に斬り込む。
池上、佐藤、松岡の特別座談会も収録!!
宗教は激変する社会で、いったい誰の心を救うのか?
私たちはテクノロジー「を」使っているのか、それともテクノロジー「に」使われているのか?
第4次産業革命と言われるほど、AI技術に関する話題が絶えない。
一方で、合成生物学の急速な進展による生命操作の議論も盛んで、科学技術万能論が再び沸騰していると言っても過言ではない状況となっている。
しかし歴史上、技術が進めば進むほど、私たちは原始的な倫理の問題に常に直面させられることになった。
今回も同様だ。宗教はAIと生命操作の時代にこそ、逆に活発化するのかもしれない。
第一線の研究者・識者が、「宗教と生命」を巡り、意見を交わした。
錯綜し、混迷する現代の議論。その根本を照射する、知の閃光!!
大好評を博したシンポジウムを、大幅加筆で完全書籍化。
開会の辞
第一部 対論
「宗教はAI時代に誰の心を救うのか」 (池上彰×佐藤優)
第二部 基調報告
第一節 生命操作時代における「いのち」??いのちから医療と宗教を問う(安藤泰至)
第二節 遍在化する人工知能は宗教に何をもたらすのか(山川宏)
第三部 総合討論
第一節 「私たちは全体性を振り返ることができるのか(松岡正剛)
第二節 パネルディスカッション (松岡正剛×池上彰、安藤泰至、山川宏、佐藤優)
第四部 総括
特別座談会(池上彰・佐藤優・松岡正剛)
池上 彰[イケガミ アキラ]
著・文・その他
佐藤 優[サトウ マサル]
著・文・その他
松岡 正剛[マツオカ セイゴウ]
著・文・その他
安藤 泰至[アンドウ ヤスノリ]
著・文・その他
山川 宏[ヤマカワ ヒロシ]
著・文・その他
内容説明
私たちはテクノロジー「を」使っているのか、それともテクノロジー「に」使われているのか?第4次産業革命と言われるほど、AI技術に関する話題が絶えない。一方で、合成生物学の急速な進展による生命操作の議論も盛んで、科学技術万能論が再び沸騰していると言っても過言ではない状況となっている。しかし歴史上、技術が進めば進むほど、私たちは原始的な倫理の問題に常に直面させられることになった。今回も同様だ。宗教はAIと生命操作の時代にこそ、逆に活発化するのかもしれない。第一線の研究者・識者が、「宗教と生命」を巡り、意見を交わした。
目次
開会の辞(宗教の正体に迫りたい(松岡正剛)
いま宗教とは(池上彰)
人間の思考と魂の根底に迫る(佐藤優)
宗教は生命操作に向き合えるか?(安藤泰至)
人工知能と宗教(山川宏))
第1部 対論(宗教はAI社会で誰の心を救うのか(池上彰・佐藤優))
第2部 基調報告(生命操作時代における「いのち」―いのちから医療と宗教を問う(安藤泰至)
遍在化する人工知能は宗教に何をもたらすのか(山川宏))
第3部 総合討論(私たちは全体性を振り返ることができるのか(松岡正剛)
パネルディスカッション(松岡正剛・池上彰・安藤泰至・山川宏・佐藤優))
第4部 総括(特別座談会(池上彰・佐藤優・松岡正剛))
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
ジャーナリスト・名城大学教授・東京工業大学特命教授ほか。1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。2005年にNHKを退局し、フリージャーナリストとして多方面で活躍中
佐藤優[サトウマサル]
作家・元外務省主任分析官・同志社大学神学部客員教授。1960年東京都生まれ。同志社大学神学部、同大学院修了後、外務省入省。在ロシア日本国大使館など勤務後、外務本省国際情報局にて主任分析官として活躍。著書に『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(第59回毎日出版文化賞特別賞受賞)、『自壊する帝国』(第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞)、ほか多数
松岡正剛[マツオカセイゴウ]
編集工学研究所所長・イシス編集学校校長。1944年京都府生まれ。早稲田大学出身。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、現職。日本文化研究の第一人者
安藤泰至[アンドウヤスノリ]
鳥取大学医学部准教授。1961年生まれ。専門は宗教学、生命倫理、死生学。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科博士後期課程修了。日本学術会議連携会員・日本宗教学会理事
山川宏[ヤマカワヒロシ]
ドワンゴ人工知能研究所所長。NPO法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブ代表。1965年生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。専門は人工知能、特に認知アーキテクチャ、概念獲得、ニューロコンピューティング、意見集約技術など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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