角川ソフィア文庫<br> 文明の奥と底―千夜千冊エディション

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角川ソフィア文庫
文明の奥と底―千夜千冊エディション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044003586
  • NDC分類 019
  • Cコード C0195

出版社内容情報

本は遊びたがっている。知はつながりたがっている。第一章 文明と民族のあいだ
ジグムント・フロイト『モーセと一神教』
アーサー・ケストラー『ユダヤ人の歴史』
ノーマン・コーン『千年王国の追求』
バーナード・マッギン『アンチキリスト』
アモス・エロン『エルサレム』
デイヴィッド・グロスマン『ユダヤ国家のパレスチナ人』

第二章 聖書・アーリア主義・黄禍論
旧約聖書『ヨブ記』
ルネ・ジラール『世の初めから隠されていること』
レオン・ポリアコフ『アーリア神話
ハインツ・ゴルヴィツァー『黄禍論とは何か』
エルマンジェラ『第一次文明戦争』
エドワード・サイード『戦争とプロパガンダ』

第三章 東風的文明
徐朝龍『長江文明の発見』
古賀登『四川と長江文明』
宮本一夫『神話から歴史へ』
岡村秀典『夏王朝』
林俊雄『スキタイと匈奴』

第四章 鏡の中の文明像
ナヤン・チャンダ『グローバリゼーション』
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』
フェルナン・ブローデル『物質文明・経済・資本主義』
オスヴァルト・シュペングラー『西洋の没落』
アーノルド・トインビー『現代が受けている挑戦』
コンラート・ローレンツ『鏡の背面』 
ダニエル・ベル『資本主義の文化的矛盾』
サミュエル・ハンチントン『文明の衝突』
ラジ・パテル『肥満と飢餓』


松岡 正剛[マツオカ セイゴウ]
著・文・その他

内容説明

文明は「大きな嘘」をついてきた。

目次

第1章 文明と民族のあいだ(ジークムント・フロイト『モーセと一神教』八九五夜;アーサー・ケストラー『ユダヤ人とは誰か』九四六夜 ほか)
第2章 聖書とアーリア主義(旧約聖書『ヨブ記』四八七夜;ルネ・ジラール『世の初めから隠されていること』四九二夜 ほか)
第3章 東風的記憶(徐朝龍『長江文明の発見』三三一夜;古賀登『四川と長江文明』一四五二夜 ほか)
第4章 鏡の中の文明像(ナヤン・チャンダ『グローバリゼーション 人類5万年のドラマ』一三六〇夜;ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』一三六一夜 ほか)

著者等紹介

松岡正剛[マツオカセイゴウ]
編集工学者、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。1980年代に情報文化と情報技術をつなぐ方法論を体系化し「編集工学」を確立、様々なプロジェクトに応用。2000年ブックナビゲーションサイト「千夜千冊」の連載を開始。同年、eラーニングの先駆けともなる「イシス編集学校」を創立。近年はBOOKWAREという考えのもと膨大な知識情報を相互編集する知の実験的空間を手掛ける。また日本文化研究の第一人者として「日本という方法」を提唱し独自の日本論を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

102
松岡さんの千夜千冊文庫版3冊目です。ホームページやハードカバーの分厚い本で読んだものもありますが、25の評論のうち未読が7割くらいでした。本当に読書評論家ですね。第4章の「鏡のなかの文明像」がやはりなじみの本が多く自分の印象との違いがよくわかります。2018/11/23

kasim

34
西欧文明の鍵としてのユダヤ人を扱った第1部が圧倒的に面白かった。対象作品が面白い項と著者の評が読ませる項とあるが、『ヨブ記』の読みなどはその両方。昨年、まったくの偶然から『ゴーレム』『ファージング』『高い城の男』『聖餐城』『珈琲相場師』と読む本に次々ユダヤ人の問題が出てきたのを思い出した。それにしてもハザール人は謎めいている。グローバリゼーションを考える第4部も大切なのだけど、問題が重すぎて読んでいても気持ちが沈む。2022/01/31

阿部義彦

19
千夜千冊エディションの三冊目ですが、ごめんなさい松岡さん。今回は私の弱った顎では噛みきれない位、置いてけぼりにされた気分です。後半の文化の方は何とかついていけましたが、前半の文明とくに宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)に関してはよく分からずじまいでした。私が宗教で興味があって読んだのはニューエイジと禅だけなものでしたので、m(_ _)m。字面だけ追った感じです、また興味を持ったら読み返すかも知れません。2018/09/23

ライクロフト

8
千夜千冊エディション3冊目。この巻でも、すでに読んだ本より、タイトルは知ってるもののまだ読んでない本の方が多かった。とりあえず「最初に読むといい」と書かれていた『グローバリゼーション』から読んでみますか。いくつか載ってる松岡氏の本へのマーキング写真が見ていて楽しい。『多読術』とかにも載ってたけど。私自身は未だにマーキングや書き込みを効果的に行えていない。仮に千夜千冊エディションにマーキングしはじめたらマークだらけになってしまうと思う。2019/05/11

静かな生活

4
前々から思っていたが松岡正剛の文体には読みの工夫がいる。特に超詳細な世界史用語を連打してくるこの文明論は工夫が必要だった。全編を通して文明/文化がヨーロッパの地域的に発明された概念であるという、アジア人にとってはかなりグロテスクな現実が見え隠れしている。2020/09/10

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