角川ソフィア文庫<br> 仏教語源散策

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角川ソフィア文庫
仏教語源散策

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044003005
  • NDC分類 180.4
  • Cコード C0115

出版社内容情報

人間、我慢、馬鹿、出世──身近な言葉に、意外な由来上品・下品、卍字、供養、卒都婆、舎利、荼毘などの仏教語から、
我慢、人間、馬鹿、利益、出世など、仏の教えと縁をもつ意外な日常語まで――。
語源という視点からわたしたちの生活や思考、感情の深層に分け入るとき、
日本文化を裏打ちする仏教的世界観が浮かび上がる。
名著『佛教語大辞典』を編纂した第一線の仏教学者らが集い、
インド・中国・日本の多様な仏典を参照しつつも「肩のこらぬよう」執筆された仏教への道案内。

中村 元[ナカムラ ハジメ]
編集/著・文・その他

内容説明

上級・下品、卍字、供養、卒都婆、舎利、荼毘などの仏教語から、我慢、人間、馬鹿、利益、出世など、仏の教えと縁をもつ意外な日常語まで―。語源という視点からわたしたちの生活や思考、感情の深層に分け入るとき、日本文化を裏打ちする仏教的世界観が浮かび上がる。名著『佛教語大辞典』を編纂した第一線の仏教学者らが集い、インド・中国・日本の多様な仏典を参照しつつも「肩がこらぬよう」執筆された仏教への道案内。

目次

1 日常生活に生きている仏教の観念
2 仏教の宇宙観と日本人
3 尊いもの
4 仏教にとり入れられたヒンズー教の神々
5 仏教の実践と日本人
6 寺院と儀礼

著者等紹介

中村元[ナカムラハジメ]
1912年、島根県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東京大学名誉教授、東方学院学院長、比較思想学会名誉会長、学士院会員などを歴任。仏教思想・インド哲学の第一人者。紫綬褒章、文化勲章、勲一等瑞宝章受章。人間ブッダの姿を明らかにするとともに、人類共通の普遍思想を求めて、仏教と西洋思想の比較思想研究を推進。1999年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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イプシロン

28
語源を知りその言葉がどうように変遷してきたかを知ることは、伝搬されてきた各地域の人々の思想風土や伝統慣習を知ることであり、また伝搬されても意味が変わらない語句からは普遍性が汲みとれると思い手にした本。日本での仏教用語の捉えられかたはそのまま日本人観に繋がるんだなと首肯しながらの読書でもあった。驚悦を呼んだ語句を以下にいくつか。「捨」の本来の意味は極端を避けて平静であろうとすること。「中道」の意味に近い。六根清浄にある「根(力)」は、外界から養分を内部に取り込み成長するという、相互協調の隠喩を込めての意訳。2019/09/03

モリータ

9
◆編著の中村元に加え、『佛教語大辞典』を編纂した三名による分担執筆。◆ざっと読みだが、「「閼伽」と"aqua"が同語源」というのが俗説であることに気づき、ここ10年の思い込みが正せたのがよかった。◆語源とともに紹介される(仏教以外の)古代インドの神話・故事が興味を引く。また、サンスクリット語やインド・イラン祖語に遡って説明される語も多く、ヨーロッパ諸語との繋がりなどがもっと紹介してくれるとさらに楽しく、かつ助かる(授業のコネタとして)のだが。2018/08/31

roughfractus02

6
同一言語内での語源への遡行は社会の政治、文化、習慣の変化が言語使用を変える点を示す一方、古代から現代までを同一の時空として正当性や伝統概念も強化する。が、広大な地域で多言語に訳された仏教語は、パーリ語やサンスクリットの記述語に起源を求めても、別の言語を話した仏陀が当時のインドの文化習慣を仏教に取り入れ、彼の死後様々な言語で長い間口承された後に記述された点を明らかにする。この場合、語源は散在するネットワークの中継点を成す。本書はサンスクリットを語源設定するが、古代日本語に至るまでの多様な変遷には驚かされる。2021/04/22

吟遊

6
おもしろーい2019/12/06

sak

6
ことばって大好き。1つの言葉の成り立ちや歴史を知り、ハッと気づくことが沢山あります。何気なく知ってる言葉や、知ってそうで知らなかった言葉の意味なども知れて楽しい 2019/03/29

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