角川ソフィア文庫<br> 数式を使わない物理学入門―アインシュタイン以後の自然探検

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角川ソフィア文庫
数式を使わない物理学入門―アインシュタイン以後の自然探検

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044005719
  • NDC分類 421
  • Cコード C0142

内容説明

物理学のダイナミズムに酔いしれる、と読者から熱烈な支持を得ていた書籍が今よみがえる!アインシュタインが一般相対性理論で明らかにした極限における物理現象の奇妙な振る舞い。100億光年の超巨大な宇宙や、1兆分の1ミリという超極微な素粒子など、私たちの空想をはるかに超えて広がる不思議な世界を、比喩を駆使してやさしく紹介。理論物理学者の大須賀健が監修し、現代の見地も盛り込む。

目次

第1章 現代科学の最先端を行く物理学
第2章 極微の世界は、常識を破壊する
第3章 現代物理学は、自然の本質を解明した
第4章 宇宙の謎を解く素粒子の活躍
第5章 時間が遅れ、空間が縮む世界
第6章 物質世界の果てを求めて
第7章 真空の世界では「無から有」が生じる

著者等紹介

猪木正文[イノキマサフミ]
1911年、三重県生まれ。東京工業大学電気化学科卒。理化学研究所に入り、仁科芳雄に師事する。その後、山梨大学教授。67年逝去

大須賀健[オオスガケン]
1973年、秋田県生まれ。北海道大学工学部応用物理学科卒業、筑波大学大学院物理学研究科修了。博士(理学)。国立天文台理論研究部助教などを経て、筑波大学計算科学研究センター教授。専門は宇宙物理学理論。2012年、初の単著書『ゼロからわかるブラックホール』(ブルーバックス)が第28回講談社科学出版賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

to boy

23
昭和38年初版の復刻版ですが、今でも充分に楽しめる内容。当時と現在との差は監修の大須氏の注釈によって補われています。数学を駆使することで発展してきた現代物理学を数式を使わず高校生にも楽しんでもらえるように書かれた記述内容は素晴らしいの一言。これは名著だと思います。2020/06/28

nbhd

16
相対性理論で世界を見てみると「1階に住む人は4階の人より長生きする」そうだ。これはすごい。1911年生まれの著者はこう書く。「アインシュタインは、相対性理論をとおして私たちの思想改革をしたのです。それは天皇制が民主主義にかわった程度の改革ではないのです」。これもすごい。また、量子力学では「1つの電子は2カ所以上の場所に同時に存在する」そうだ。困ったことに、おもに19世紀までを取り扱う高校物理の勉強をしていても、20世紀以降の現代物理学はとても理解できない。それこそ、天皇制と民主主義くらいの違いがあるのだね2021/06/03

てでぃ

15
昭和38年に発行されたものの復刻版。 物理学は自然法則を探求するものであって、ひとは学問として、自然のなかに法則を見出してきた。 それは理論によるものや、実験によるものなど証明の仕方は様々だが、自然と人間を繋ぐために、多くの人が奮闘してきた。 理系の科目って、式が多い、難しい、ワケわからないと考える人も多いが、実は言葉で説明すると簡単でわかりやすい。数式も、言葉を凝縮したものに過ぎない。こうやって教えてもらった後に、ではこの式の意味はわかるよね?となれば、少しは物理も好きになれる。 これは一読の価値あり。2020/09/21

ロデタ

6
図書館本。1963年出版の本を文庫化したものなので内容的に古い部分もあるのかもしれないが数式が出てこないのでだいぶ読み易いのではないでしょうか。理系が苦手な人も楽しく読めるかも。2022/09/01

なわしろこころ

1
この本の元本の第一版は数十年前に出版されたものなので、内容や表現には古い部分もある。しかしそれを加味しても初心者には非常に分かりやすく現代でも十分役に立つ本だと思う。素粒子がもつ粒子と波の二重性や相対性理論など、直感的には分かりにくい部分も言葉でやさしく説明してくれる。これまで分かっていたつもりの部分もこういうことか!と改めて腑に落ちたことが多々。これを読んで改めて最新の知見に触れれば理解が一層深まると期待できる。他の物理本も読み直そうかな。2022/03/26

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