情報武装する政治

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情報武装する政治

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784044002862
  • NDC分類 311.13
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「自民党一強」をメディア戦略から問いなおす。インターネット登場以後、さらなる技術革新とその利活用により、政治家、政党のメッセージは、よりスマートな形で我々の生活に入り込みつつある。自民党を中心に各政党のメディア戦略の実態を解き明かす。

第1章 複雑化する世界と日本の政治
第2章 ポスト・トゥルースとは何か
第3章 日本の情報環境とその変容
第4章 情報武装する政治
第5章 自民党のメディア戦略
第6章 主要政党の情報発信の現況
第7章 理性の政治への道筋

西田 亮介[ニシダ リョウスケ]
著・文・その他

内容説明

インターネット登場以後、さらなる技術革新とその利活用により、政治家、政党のメッセージは、よりスマートな形で我々の生活に入り込みつつある。自民党を中心に各政党のメディア戦略の実態を解き明かす。

目次

第1章 複雑化する世界と日本の政治
第2章 ポスト・トゥルースとは何か
第3章 日本の情報環境とその変容
第4章 情報武装する政治
第5章 自民党のメディア戦略
第6章 主要政党の情報発信の現況
第7章 理性の政治への道筋

著者等紹介

西田亮介[ニシダリョウスケ]
社会学者。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。博士(政策・メディア)。1983年京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院教授・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程単位取得退学。(独)中小企業基盤整備機構経営支援情報センターリサーチャー、立命館大学大学院特別招聘准教授などを経て現職。情報と政治、情報社会のジャーナリズム、無業社会などを研究。主著に『メディアと自民党』(角川新書、社会情報学会2016年優秀文献賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hk

13
本書は「最近の政治はわかりづらくなっている」という与件のもと論を進めていく。 だがどうだろうか? 政治は著者のいうように、わかりづらくなっているのだろうか。沈思黙考&千思万考ののち私の出した結論はノーである。政治とは天地開闢以来わかりづらいものだったのだ。では昨今なぜ「政治がわかりづらい」と喧伝されるのだろうか?それには2つの大きな要因がある。1つ目が冷戦の終結であり、2つ目が95年を嚆矢とするIT革命だ。まず冷戦ファクターについて述べよう。東西陣営にわかれていた冷戦中においては、自陣営を正統化するため2019/11/28

こも 零細企業営業

13
テレビ、ラジオは電通の子会社が発表している視聴率を気にしながら番組を作り、新聞は記事を書くより広告代理店からの広告代を最大の収入にしてジャーナリズムを忘れた。 そのきっかけはインターネット。 それを自民党は電通をパートナーに長い歴史の中で広報戦略を成熟させて、新しい技術にもフィットさせて行ってる。 そのせいで第4の権力、権力への監視装置は壊れてしまった。 それに比べて野党は歴史が浅くパートナーにしてる広告代理店も力不足、資金不足。 全く歯が立たない。 同じ過ちを繰り返すのか・・・2019/11/18

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