出版社内容情報
瓜生 中[ウリュウ ナカ]
著・文・その他
内容説明
「恐み恐み」の決まり文句以外、意味や単語すらよくわからないまま聞くことの多い祝詞。日本古来の信仰に根ざし、記紀神話の時代から奏上されてきたそれらの言葉には、どんな由来や役割があるのか。神話と神々との関係や参拝のマナーとともに、祝詞の基礎知識をていねいに解説。月次祭・節分祭などの祭祀、七五三・成人式などの人生儀礼や諸祈願ほか、24の身近な例文を現代語訳とともに掲載する、文庫オリジナルの実用読本。
目次
第1章 神道の基礎知識(日本古来の神々に対する信仰;日本の神とはどんな存在か ほか)
第2章 祝詞の基礎知識(祝詞とは何か;祝詞の構成 ほか)
第3章 祝詞の例文と現代語訳(神社祭祀・恒例神事;祈願祭・人生儀礼 ほか)
第4章 神話に登場する神々(記紀神話と八百万の神;天照大御神の誕生 ほか)
付録 神社参拝等のマナー(鳥居の前では;参道の進み方 ほか)
著者等紹介
瓜生中[ウリュウナカ]
1954年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。東洋哲学専攻。仏教・インド関係の研究、執筆を行い現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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えーた
20
今年は本厄なので神社に厄除けに行ってきたのですが、その時の何とも峻厳な空気の中で読まれる祝詞と舞に心打たれたこと、また数年前より毎朝祝詞の唱和を習慣としていることもあって、そも祝詞とは?という気持ちが高まり手に取りました。読んでみると神道の基礎知識から始まり、各種祝詞の紹介、記紀神話のダイジェスト、はては神社参拝のマナー等々日本人ならぜひ知っておきたい事柄が事細かく解説網羅してあるという素晴らしい充実ぶり。わずか220ページたらずの文庫本ですが、日本人ならぜひに一家に一冊、といっても過言ではない本でした。2026/03/09
あーびん
19
神社は好きでよく行くが、”かしこみかしこみ”の部分しか知らないので、一般的に祝詞とはどういう内容なのか気になり読んでみた。普段私は神社でほとんど願い事はしないのだけれど、神様に恐れ多くもお願い申し上げるという謙虚で真摯な気持ちは忘れてはならないと思う。薄い本だが祝詞以外の豆知識も多め。2019/02/06
あまね
18
祝詞の解説本かなと思いましたが、さすが角川ソフィア文庫!学術的なお話が多かったです。神道の歴史、祝詞の解説、古事記の説明、参拝等のマナーなど、とても勉強になりました。2019/08/25
記憶喪失した男
12
日本神道がどのようなものかを伝えるには、今まで読んだ本の中でも最も参考になった本である。統一された教義がないという日本神道の本なので、記述の構成はバラバラで重複などが激しく、楽しく読むにはちょっとコツがいるだろう。しかし、日本神道、神社関係の格好いいことばを探すにはとても良い本で、儒教でも仏教でもヒンドゥー教でもキリスト教でもイスラム教でもない日本の神を知るには極めておすすめな本である。2019/10/28
袖崎いたる
8
祝詞は聞きなれない日本語やけど意味をわかったら楽しいやろうなぁって思いが報われる。2022/06/16




