出版社内容情報
人間を解き明かす鍵は、火のように燃える心の原野に隠されている。
内容説明
人間を解き明かす鍵は、火のように燃える心の原野に隠されている。縄文と現代を結ぶ思考の稜線。思想家・中沢新一、最新論集。
目次
天使の心、悪魔の心
冒険者たちへのレクイエム(ドン・キホーテの謙虚さ―レヴィ=ストロース追悼;日本人のたましいの形―河合隼雄追悼;チェシャ猫は笑いだけを残して;修行の無意味とシャンデリア―吉本隆明追悼;吉本隆明の経済学;剣豪のような人;創造的ないたずら者―山口昌男追悼;「Be Careful」なふたり)
日本思想のリレイヤー(「内側から」描かれる歴史―柳田國男『海上の道』;地名のアースダイバー―柳田國男『地名の研究』;ムスビの神による人類教;創造の出発点―井筒俊彦『神秘哲学』;馬上の若武者―『井筒俊彦全集』)
天竜川という宝庫
エネルゴロジーについて
著者等紹介
中沢新一[ナカザワシンイチ]
1950年生まれ。思想家、人類学者。明治大学野生の科学研究所所長。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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