出版社内容情報
「や」「かな」「けり」の使い分けから、補助動詞の使いこなし、様々な副助詞の意識した使い方など――文語文法は覚えただけでは上達しない!より実作者の視点に立って紐解く、文語文法の極意が満載。
内容説明
うまい俳句は「文法」で決まる!初級者から上級者まで役立つ、文語文法の決定版。実作で迷いやすい点、間違えやすいポイントを丁寧に解説。
目次
第1章 切字「や」「かな」「けり」の用法(「や」「かな」「けり」の使い分け;「や」の効果的な使い方 ほか)
第2章 用言・助動詞の用法(「つ」「ぬ」「たり」を使いこなす;「り」を使いこなす ほか)
第3章 助詞の用法(「が」「の」「に」を意識して使う;「を」「へ」「にて」「で」「と」を意識して使う ほか)
第4章 名詞・副詞・その他の品詞の用法(固有名詞・数詞を効果的に用いる;代名詞・オノマトペを効果的に用いる ほか)
第5章 句末のかたち(句末の活用形を意識する)
実作の課題の解説
著者等紹介
佐藤郁良[サトウイクラ]
昭和43年、東京生まれ。東京大学文学部卒。現在、「群青」代表、「銀化」同人、開成高等学校国語科教諭。開成高校を率いて、俳句甲子園に16年連続出場、優勝9回、準優勝3回に導く。句集『海図』(平成19年)により、第31回俳人協会新人賞を受賞。俳人協会幹事。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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