角川文庫<br> 古代研究〈4〉民俗学篇〈4〉 (改版)

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角川文庫
古代研究〈4〉民俗学篇〈4〉 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044001995
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0139

出版社内容情報

折口学について自ら批判・分析した「追い書き」と13篇の論文を収録!「日本の『神』は、昔の言葉で表せば、たまと称すべきものであった」??。霊魂、そして神について考察した「霊魂の話」や、文献に残る絵図とともに詳説した「河童の話」、折口古代学の核心に迫る「古代人の思想の基礎」など十三篇を収録。巻末には、『古代研究』に収められたそれぞれの論文の要旨の解説にくわえ、「折口学」の論理的根拠と手法について自ら分析・批判した「追ひ書き」も掲載。
解説・加藤守雄/安藤礼二

【もくじ】
呪詞及び祝詞
霊魂の話
たなばたと盆祭りと
河童の話
偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道
組踊り以前
田遊び祭りの概念
古代人の思考の基礎
古代に於ける言語伝承の推移
小栗判官論の計画 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇
漂着石神論計画
雪まつりの面
「琉球の宗教」の中の一つの正誤
追い書き

解説 折口信夫研究 加藤守雄
新版解説 霊魂としての神 安藤礼二
収録論文掲載一覧

「日本の『神』は、昔の言葉で表せば、たまと称すべきものであった」??。霊魂、そして神について考察した「霊魂の話」や、文献に残る絵図とともに詳説した「河童の話」、折口古代学の核心に迫る「古代人の思想の基礎」など十三篇を収録。巻末には、『古代研究』に収められたそれぞれの論文の要旨の解説にくわえ、「折口学」の論理的根拠と手法について自ら分析・批判した「追ひ書き」も掲載。
解説・加藤守雄/安藤礼二

【もくじ】
呪詞及び祝詞
霊魂の話
たなばたと盆祭りと
河童の話
偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道
組踊り以前
田遊び祭りの概念
古代人の思考の基礎
古代に於ける言語伝承の推移
小栗判官論の計画 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇
漂着石神論計画
雪まつりの面
「琉球の宗教」の中の一つの正誤
追い書き

解説 折口信夫研究 加藤守雄
新版解説 霊魂としての神 安藤礼二
収録論文掲載一覧

折口 信夫[オリクチ シノブ]
1887年?1953年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。國學院大學教授を経て、慶應義塾大学教授となり、終生教壇に立った。古代研究に基を置き、国文学、民俗学の域に捉われることなく、広く学問研究と表現活動を続けた。代表作に『古代研究』『口訳万葉集』『死者の書』、歌集に『海やまのあひだ』『倭をぐな』(角川ソフィア文庫『釈迢空全歌集』に収録)等がある。没後、日本芸術院恩賜賞を受賞。

内容説明

「日本の『神』は、昔の言葉で表せば、たまと称すべきものであった」―。霊魂、そして神について考察した「霊魂の話」や、文献に残る絵図とともに詳説した「河童の話」、折口古代学の核心に迫る「古代人の思考の基礎」など十三篇を収録。巻末には、『古代研究』に収められたそれぞれの論文の要旨の解説にくわえ、「折口学」の論理的根拠と手法について自ら分析・批判した「追い書き」も掲載。

目次

呪詞及び祝詞
霊魂の話
たなばたと盆祭りと
河童の話
偶人信仰の民俗化並びに伝説化せる道
組踊り以前
田遊び祭りの概念
古代人の思考の基礎
古代に於ける言語伝承の推移
小栗判官論の計画「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇
漂着石神論計画
雪まつりの面
「琉球の宗教」の中の一つの正誤
追い書き

著者等紹介

折口信夫[オリクチシノブ]
1887(明治20)年~1953(昭和28)年。国文学者、民俗学者、歌人、詩人。歌人としての名は「釈迢空」。大阪府木津村生まれ。天王寺中学卒業後、國學院大學に進み、国学者三矢重松から深い恩顧を受ける。國學院大學教授を経て、慶應義塾大学教授となり、終生教壇に立った。古代研究に基を置き、国文学、民俗学の域に捉われることなく、広く学問研究と表現活動を続けた。没後、全集にまとめられた功績により日本芸術院恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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∃.狂茶党

11
この本の編纂時に書きはじめられた、喪中の折口による『追い書き』は、無用の人、子供部屋おじさんとしての折口の心情が綴られていて、なかなか切ない。 目的を持ち、旅に出かけた折口の行動力は、そう自虐するようなものでもないのだろうが、生産性という尺度や、誠実さからいえば、良からぬものだろう。 この本は詩人による学問で、折口民俗学はもしかしたら朗読すべきものかもしれない。文字には響きはない。 解説にもあるが、折口は、国家神道を完全に否定している。 昭和初期にこの本は勇気あるものだった思う。2022/05/15

roughfractus02

8
柳田は歴史によって文字化以前の狩猟採集社会(山人)の痕跡を民俗伝承から抽出したとすれば、著者は民俗学と歴史学が隣り合うシャーマニズム社会に注目し、歴史の文字にも民俗伝承を見た。その際、井筒俊彦なら「共時的構造化」と呼ぶような、文字の外に漂う情調やその文脈を凝視する姿勢で自然に沿う時が人間の歴史に変容する力の移行に注視する。柳田同様、祭りや河童を主題とする論考を含む本書だが、シャーマニズムを「古代人の思考の基礎」に見、文字以前の直観を声とし文字に変える「呪詞や祝詞」の論考は、文学の発生に触れる点で興味深い。2025/03/11

あかつや

3
民俗学篇最後。『古代研究』全体の中でも後期の論文が収録されているそうで、折口がこの研究で到達した最終地点とも言える。見所はやはり最後の「追い書き」だろう。自身による全体の総括のようなもので、論理的根拠や手法についても言及されている。あと「河童の話」「古代人の思考の基礎」なんかも面白かった。学問とは関係なく、ただの娯楽の読書として読み流したにすぎないけど、それでもこうやって一塊を追っていけばそれなりに身に付くものはあるようで、おなじみな言葉も増えて最初の頃よりずっと楽に読み進めることができるようになったよ。2023/06/24

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