出版社内容情報
久米 邦武[クメ クニタケ]
編集/著・文・その他
大久保 喬樹[オオクボ タカキ]
翻訳
内容説明
近代日本黎明期の明治4年から1年9ヵ月間にわたり、米・英・欧州各国を歴訪、それぞれの自然風土、政治経済、歴史文化までをつぶさに視察した明治日本のリーダー達は、西欧社会に何を感じ、日本の未来をどう考えたのか。第一級の比較文明論ともいえる大ルポルタージュのエッセンスを抜粋、圧縮して現代語訳。背景や意義を平易に解説する註解も数多く配し、すらすら読める!美麗な銅版画108点収録、文庫オリジナルの縮訳版。
目次
第1編 アメリカ合衆国の部
第2編 イギリスの部
第3編 欧州大陸の部(上)
第4編 欧州大陸の部(中)
第5編 欧州大陸の部(下)
帰航日程
著者等紹介
久米邦武[クメクニタケ]
1839年(天保10)、肥前国、佐賀藩士の家に生まれる。藩校弘道館、昌平坂学問所に学んだ後、明治新政府に出仕。岩倉使節団に記録編纂係りとして随行し『特命全権大使 米欧回覧実記』5冊を編纂。後、歴史学者として帝國大学等で教鞭をとり、近代的実証史学、古文書学の領域を確立した。1931年(昭和6)没
大久保喬樹[オオクボタカキ]
1946年生まれ。東京大学教養学部教養学科フランス科、同大学院比較文学比較文化修士課程を経て、フランス高等師範学校およびパリ第三大学に学ぶ。東京女子大学名誉教授。主な著書に『岡倉天心―驚異的な光に満ちた空虚』(小沢書店、第1回和辻哲郎文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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