角川文庫<br> 風景

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風景

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  • サイズ 文庫判/ページ数 208p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044000776
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

道ならぬ情愛の記憶をつづる、第39回泉鏡花文学賞受賞作!

思いがけない安吾賞受賞を契機に、かつての破滅的な恋が胸によみがえる「デスマスク」。
戦時下の北京で運命的に出会った恩人との思い出、その邂逅と別れとを描く「絆」。
およそ四十年前、心密かに準備してきた得度を目前にして揺れた女心と、師僧の言葉を初めて明かす「そういう一日」――。

激動の半生をもとに、胸に深く刻まれた体験と道ならぬ情愛の記憶を渾身の筆でつづる、珠玉の自伝的短編小説集。第39回泉鏡花賞文学賞受賞作。

デスマスク

そういう一日

車窓
迷路
悋気

【著者紹介】
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内容説明

思いがけぬ安吾賞受賞を契機に、かつての破滅的な恋が胸によみがえる「デスマスク」。戦時下の北京で運命的に出会った恩人との思い出、その邂逅と別れとを描く「絆」。およそ四十年前、心密かに準備してきた得度を目前にして揺れた女心と、師僧の言葉を初めて明かす「そういう一日」―。激動の半生をもとに、胸に深く刻まれた体験と道ならぬ情愛の記憶を渾身の筆でつづる、珠玉の自伝的短編小説集。第39回泉鏡花文学賞受賞作。

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島生まれ。東京女子大学卒。57年に「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、61年に『田村俊子』で田村俊子賞、63年に『夏の終り』で女流文学賞を受賞。73年11月、平泉中尊寺で得度し、法名寂聴となる(旧名晴美)。以後、92年に『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年に『白道』で芸術選奨、2001年に『場所』で野間文芸賞、11年に『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。06年文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さいちゃん

6
学生時代に初読み作家さん当時「瀬戸晴美」さん以来何十年ぶりかの二作目。波乱万丈の生き方に裏付けされる自伝的短編集。描かれている男女の様々な関わり模様が寂聴ワールド。好きも嫌いも感動もなんとも言えない読後感。ただ厚みのある魂が感じられ、そうかぁと。2019/05/10

織沢

1
三島由紀夫は「晴美」と名乗っていた頃の著者に「どうして手紙はあんなに面白いのに小説はこんなに詰まらないんだ」と言ったそうだが、似たようなことを感じた。 自伝的はじめの三作は、老死の苦しみを背景に過去で捨て去ってしまった恋の苦しみが滲み、とても良い読み心地だった。しかして後の四作はどうだろう。巧く面白い小説であることに間違いないが、不倫や私生児といったテーマは少し食傷気味になる。薄い本なので一気に読んでしまえばそんな事もないかも知れない。2021/03/02

玉露

0
自伝要素の強い前半三編と創作要素の強い後半四編を収録した短編集。個人的には、さまざまな人生経験を積んだ作者にしか出せない趣や立体感のある前半三編の方が好み。2022/09/24

悸村成一

0
読了122冊め。7編。最初の3編は自伝的な題材だが、あとの4編は違うように見える。2021/12/22

ふぁんと

0
自叙伝的短編小説なので、実在の人物との重なりも興味深く読める。 上の動きがなせる行為にぎょっとするような場面もあった。悋気がなせるわざだとしても、愛情深さがなせるわざだとしても、平生で考えるとちょっと考えられないような。さすがの作者の経験や表現力である。 ただ、どの女も男も、きっと、身の回りにいるのだと思う。こういう情動や身勝手さは、もしかすると珍しくはないのかも知れない。そう思わせてくる点でも、この作品は恐ろしい。2020/11/16

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