角川ソフィア文庫<br> 枕草子〈下〉―現代語訳付き (新訂)

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角川ソフィア文庫
枕草子〈下〉―現代語訳付き (新訂)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 496p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784044000677
  • NDC分類 914.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

白楽天の漢詩をひき「香炉峰の雪はいかならむ」とたずねた定子に対し、御簾をあげる行動で答えた清少納言。『枕草子』には王朝の女性たちの教養や信頼、遊びごころが鮮やかに記録されている。下巻には一三九段から最後の跋文までの原文、注釈、現代語訳、鑑賞にあたる評をおさめるほか、作品成立の経緯や作者についての解説、本文校訂表、系図や内裏図、人物索引を収載。最新の研究成果を反映した、注釈書の決定版。

内容説明

白楽天の漢詩をひき「香炉峰の雪いかならむ」とたずねた定子に対し、御簾を上げる行動で応えた清少納言。『枕草子』には王朝の女性たちの教養や信頼、遊びごころが鮮やかに記録されている。下巻には一三九段から最後の跋文までの本文、注釈、現代語訳、鑑賞にあたる「評」をおさめるほか、作品成立の経緯や作者についての解説、本文校訂表、系図や内裏図等、人物索引を収載。最新の研究成果を反映した、注釈書の決定版。

目次

正月十余日のほど
清げなるをのこの
碁をやむごとなき人の
おそろしげなるもの
清しと見ゆるもの
いやしげなるもの
胸つぶるるもの
うつくしきもの
人映へするもの
名おそろしきもの
見るにことなることなきものの
むつかしげなるもの
えせ者の所得るをり
苦しげなるもの
うらやましげなるもの
とくゆかしきもの
心もとなきもの
故殿の御服のころ
昔おぼえて不用なるもの
たのもしげなきもの〔ほか〕

著者等紹介

清少納言[セイショウナゴン]
生没年未詳。平安中期の文学者。清原元輔の娘として生まれ、一条天皇の中宮定子に仕えた

河添房江[カワゾエフサエ]
1953年生まれ。東京大学文学部卒・同大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。東京学芸大学名誉教授

津島知明[ツシマトモアキ]
1959年生まれ。國學院大學大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。國學院大學ほか数々の大学、カルチャー教室で枕草子の講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふくみみ

4
やはり注釈や現代語訳もついていてありがたい。下巻にも教科書で読んだことのある箇所が見受けられて色んなパートを教科書で使っているんだなぁと感心した。また姥捨山で知られた匿った老親の知恵に助けられる話がここでも紹介されていて、枕草子の時代にも知られた話だったんだなぁと驚いた。パッとしない人への辛辣な批判や美意識へのキレのいい短文はSNSの人気インフルエンサーかなと思わせる。2025/03/08

けろ

3
こんなに量があったのだなぁ(詠嘆)。現代語訳だけざっと読んだが、こういう読み方でよいのだろうか(いやよくはない)。そもそも一回通読したぐらいで、理解し納得できるようなものではない。言うまでもなく千年も読み継がれた奥が深い文学なのだ。有名な段が出てきた折に、その都度、原文・注釈をあたっていくことになるだろう。買ってよかった。本棚に常にあると思えば何気に安心感がある。2025/01/26

きのこ

2
大河ドラマのせいでとうとう原文にまで手を出した(大河は紫式部が主人公だが清少納言もたくさん出てくる)。しかしさすがに原文は読みこなせず現代語訳と注釈をひたすら読む。読んでわかったのはこの頃と現代の私たちとでは人間に対する考え方や生きることのあり方がものすごく違うということ。えええ?と驚いて引いちゃうこともあった。たとえば身分が低い人々を全くもって同等の人間だと思っていないところなど。それでも斬新な視点で1000年も残ってきた随筆は面白かった。下から読んだのは上が手に入らなかったから。2024/11/30

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