内容説明
ひとつの命の誕生のあと―。読むたびに涙があふれるのは、知らず知らずのうちに大きな愛に共鳴するからでしょうか。これからが不安なプレママや子育て中のパパ・ママたちの気持ちによーく効きます。また、本書に詰まった子どものまっすぐな言葉が、大人になった私たちの心を溶かしてあたためる、そんな効用も保証付きです。感動の大ベストセラー絵本『いつでも会える』の菊田まりこが描く育児イラスト＆エッセイ。
目次
１ ようちえんの毎日
２ 道くさ、遠まわり
３ あの日の虹を
４ おふとんタイム
５ ゆきの味
６ いよいよ一年生
７ 君に吹く風
妹がうまれたよ（あとがき）
著者等紹介
菊田まりこ［キクタマリコ］
絵本作家。グラフィックデザイナー、イラストレーターとしても幅広い分野で活躍中。『いつでも会える』で９９年度ボローニャ国際児童図書展のボローニャ児童賞の特別賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
パグ犬
16
お母さんになった菊田さんの、詩のようなエッセイ。パンダのイラストと共に、子供との日々が綴られている。……「及ばぬ域の、神さまの采配があると知りました。」…「悩んでいた日々は、今ないものばかりを必死に見つめ、今あるものを見つめてこなかった日々だ。」…沁み入るフレーズです(´ . .̫ . `)2016/03/24
定年（還暦）の雨巫女。
10
《私‐図書館》後ろの方にpostcardがついていて、得した気分。でも、図書館の本だった。2011/05/04
popo
1
読んでいてほっこりするような子育てエッセイでした。イラストがかわいらしいです。2011/06/17
白としろ
0
「今日ね、かみさまの言葉を教えてもらったよ」「ふーん、どんな？」「あのね、ママ。『いつも よろこんで いなさい』だよ」。思えば、悩んでいた日々は、今ないものばかりを必死に見つめ、今あるものを見つめてこなかった日々だ。スペインの古い話、フェルジナンドという牛の母子。どんな状況でも、自分を見失わず自分のままでいることが幸せであると。ポストカード。2016/10/08
空飛び猫
0
子育ての大変さ、と。 そこから見えてくるもの。 ちゃんと立ち止まってあげられるお母さん…なれたらいいなぁ2013/01/02
