角川文庫<br> ファントム・ピークス

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角川文庫
ファントム・ピークス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784043944026
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

長野県安曇野。半年前に山で行方不明となった妻の頭蓋骨が見つかった。三井周平は悲嘆に暮れながらも、遭難場所から遠く離れた場所で発見されたことに疑問を持つ。あれほど用心深かった妻に何があったのか?数週間後、沢で写真を撮っていた女子大生が行方不明に。捜索を行う周平たちをあざ笑うかのように第三の事件が起こる。山には、一体何が潜んでいるのか!?稀有の才能が遺した、超一級のパニック・エンタテインメント。

著者等紹介

北林一光[キタバヤシイッコウ]
1961年長野県生まれ。映画宣伝会社のプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2005年『ファントム・ピークス』(応募時作品名「幻の山」)が第12回松本清張賞最終候補に。次回作を書き進める中、癌を発症しその才能を惜しまれつつ06年に他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

534
退屈しないが、残る物も少ないというのが正直なところ。この手のパニック物は 1.災害の正体と意外性 2.災害が猛威を奮う描写の臨場感 3.その対処と結末 はっきり言ってこの3点が全てだと思うのだが、1と3がどうも弱い。災害の正体が○○○○○○ではなく○○○だった!と言われても、殆どの読者は「別にどっちでも…」と感じたではないか。結末も、相手がアレだとそういう感じにするしかないね、という想定の域を出ない。ヒロイン?の凛子の融通の利かない正論もやや辛い。「なぜ告発しなかったのよ!」とか、ソレをソノ人に言うか?2016/10/10

サム・ミイラ

330
これは怖い。映画化したらかなりのヒットになるのでは。日本版グリズリー、山版のジョーズといったところでしょうか。静かな語り口ながらじわじわと忍び寄る恐怖、最後まで緊張感を持続させる筆力は群を抜いています。凄惨な描写にさえ風格と荘厳さを感じさせるこの方の作品、もっともっと読みたかった。2014/06/27

射手座の天使あきちゃん

245
先入観て怖いですねぇ!(笑) 「宮部みゆき絶賛」ときたので伏線が散りばめられた「どんでん返し」のミステリーを想像してたら・・・ あれ、いいの?、う~ん、えぇー、おぉ なるほど!!(笑) なかなかに手に汗握る場面展開、緊迫の描写、安曇野に行ったことあれば より楽しめますね、いいんじゃないでしょうか (^_^)v2012/02/28

あすなろ

221
人間のエゴに産まれ、見捨てられ、闘うヒグマの様が描かれている作品。ヒグマ町に現る、パニック小説である。しかし、地についた導入と原因と描き込みあり、読み手である僕も迫り来る恐怖に慄く。読メでもおりに触れ目にしてた作品で、亡くなられてしまっている北林氏の作品であるが、またその他作品もお気に入りさんにオススメされていることもあり、読んで見たい。後、吉村昭氏の熊嵐を思い出す。作中でも触れられているが。再読になるのかな?2015/09/13

おしゃべりメガネ

207
読友さんのオススメで読みましたが、かなり面白かったです。羆と対決するパニックものですが、類似作品?の『シャトゥーン』みたく展開に無理がないし、描写もそれほどグロくないので、それなりに安心?して読めます。これらの作品の原点となる『羆嵐』も購入済みなので、読んでみようと思います。悪いいみではなく、あまり深く悩まずにサクサク読めるので、ちょっと気分や趣向に変化がほしい人はいいと思います。思っていた以上にしっかり読ませてくれる内容でした。掘り出し物の1品(一作)です。2013/09/20

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