内容説明
夏の盛りを過ぎ、朝晩には冷え込むようになった時節。曾路里新兵衛が「とんぼ屋」で燗の酒を愉しみながら女主のお加代と昔話をしていると、バタバタと升五郎が飛び込んできた。江戸を追放された暴れん坊・双三郎が帰ってきたというのだ。新兵衛は岡っ引きの伝七から双三郎の見張りを頼まれるが、彼が戻ってきたのには、ある深い事情があったのだった…。新兵衛が秘剣「酔眼の剣」を使い悪を斬る、大人気シリーズ第3弾。
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年、熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
39
酔いどれて候「秘剣の辻」 3巻。新兵衛さん良い人だね~、自分の事より難儀している人を助ける、情けをかける、諭す、五十両もの大金を手にしても気前よく全て渡してしまう自分の日々の生活を考えずに、天敵?河内屋惣右衛門どうなるのかな次巻も楽しみ。2014/03/17
ひかつば@呑ん読会堪能中
1
3巻目、だんだん面白くなってきた。これまでより話も深く、新兵衛がいい味を出している。2012/07/08
Masayoshi Arakawa
0
20151121105 今回は「着物は地味なめくら縞、羽織は銀鼠色の紋付きだ。帯には高価な朱塗りの印籠と金煙管の入った煙草入れをさしている。」お江戸 の金持は凄い、1~3迄同じ人物だが会うたびに違う。対立するふたりの今後は如何に?2015/11/17
犀門
0
#085★★★★☆2014/07/25
Choronzon
0
相変わらず主人公が無敵すぎる。気軽に読めた。2011/08/24
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