内容説明
ダメダメなあたしたちにも明日は来る。否応なく―コタツでとぐろを巻く童貞達にも、自己マン臭ぷんぷんの映研に反旗を翻す女子たちにも、クレバーに生きたい男子にも、つまんない周りとつまんない自分にうんざりの優等生にも、何かになりたくて何にもなれない彼女にも―それでもあたしたちは生きてゆく。凹み、泣き、ときに笑い、うっかり恋したりしながら。ひたすらかっこ悪く、無類に輝かしい青春小説。
著者等紹介
豊島ミホ[トシマミホ]
2002年、新潮社「女による女のためのR‐18文学賞」で読者賞を受賞し、同年『青空チェリー』刊行でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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