内容説明
人間の世界で研修中の天使・マリと、落ちこぼれの悪魔・ポチが流れ着いた町では、奇怪な事件が続発していた。寝たきりの老人がコンビニをメチャクチャに破壊して店員に大怪我を負わせたり、気弱な妻が自宅に火をつけて夫と愛人を焼き殺したり…。マリとポチは、事件の背後に潜む「影」の存在に気がつくのだが、「影」はある企てのために、あらたな標的を見つけていた―。天使と悪魔シリーズ第7弾。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、『幽霊列車』で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
14
天国から「研修」のために地上に降りてきた天使のマリと、地獄からの「成績不良」で叩き出された悪魔・黒犬のポチ。本来は正反対のはずの天使と悪魔が、なぜか一緒に人間界を旅することになった!マリとポチが訪れた町で、不気味な事件が続発していた。病気で寝たきりだった老人が突然暴れ出したり、気弱なはずの女性が豹変して夫を殺してしまったり…。これらの事件は単なる恨みの犯行ではなく、人間の理解を超えた大きな力が働いているのではないかとマリは疑い始める。2007/11/17
Masako Karasawa
3
マリとポチの掛け合いが好き!!このシリーズの新刊でないかなぁー(*^_^*)
里久
2
ポチがいいやつすぎる!!なんだよ!まじでいいやつ!他の作品も読みたいな2014/05/01
ななみ
2
青木家は団地の5階なのに、お父さんは2階へ上がっていった・・・???2010/12/24
もりお
2
いつでも何かほんのちょっとをきっかけに犯罪に手をそめるのかも・・・。天使のマリがかわいい!2010/12/11
-
- 和書
- てんからきたあかちゃん